プラスティネーション発明者のハーゲンス氏が日本で開催していた『人体の不思議展』(1995-99) に取って替わる形で2002年3月に開始した『新・人体の不思議展』は中国の南京蘇芸生物保存実験工場から人体を仕入れており、その死体の出所に関して主催者側はこれまで一貫して「中国国内で正規の手続きを経た献体」と表明、そして「中国の大学と提携」や「南京大学からの献体」と度々説明、そしてその証明の要求に対してはプライバシーを理由に献体の証明を一切行わないという状態で7年ほど展示が行われています。[>>1 ] [>>2 ]
『(新) 人体の不思議展』には当初、協力団体に江蘇省教育委員会、南京大学、そして南京蘇芸生物保存実験工場の名義がリストされていたのが[>>3 ] 、2003年9月に中国で日本の『人体の不思議展』で南京から来た死体が展示されていると報道され社会問題となり、南京蘇芸工場が南京警察当局の取調べを受けるなどの事件に発展、そして江蘇省教育庁と南京大学は双方共に『人体の不思議展』に協力した事も死体を提供した事もないと関わりを完全否定。
そして渦中の南京蘇芸工場は南京警察当局に対し南京医科大学から人体を入手したと供述、そして問題の南京医科大学は1998年から2000年にかけて蘇芸工場に医学教育実習で使用した死体の余りを提供し人体標本の加工を依頼した事はあるが、それらは献体ではないと表明 したと当時中国ではそのように報じられています。
以上が前回エントリー の概略。
当時中国で人体展は一般には殆ど知られていなかった
当時中国で関心が集まっていたのは、中国国外での営利展示用に医学教育用に献体された遺体が流出したかどうかであり、もし『人体の不思議展』に献体者の遺体が加工され展示されていたならそれは詐欺行為 であると南京の献体協会が強く反発しており、中国で警察の捜査が入ったのも死体の出所が不透明であったため。
また、当時は中国国内でプラスティネーション人体展が行われる以前であり (2004年4月の大連鴻峰社の『人体世界科普展覧』 が中国で初の人体展)、南京蘇芸が日本アナトミー研究所に人体標本を販売した2001年6月以前の中国国内で人体展の認知度は非常に低く、解剖され赤の他人の死体と繋ぎ合わされ、ポーズを取らされる等の形での公開営利展示に同意した上での献体が出ていた筈がない という、南京の献体協会『志友組織』の強烈な反発にも見られるように、当時の中国国内では当然ながらそのように考えられていた筈です。
当時中国でハーゲンス社の工場は輸出専門であり、中国系摸倣産業は当初は医大向けの標本制作のみを扱っていた
1994年から1年半ドイツのハーゲンス氏の下で研修した大連医科大の隋鴻錦教授は、1996年にハーゲンス氏を大連医科大の客員教授に招き、1997年に大連に中国初のプラスティネーション研究所を設立、そして1999年に大連にハーゲンス氏のプラスティネーション工場を設立した後、2000年にハーゲンス氏と決裂、そして2002年に大連医科大プラスティネーション社 (現・大連鴻峰生物科技社) を設立しています。[>>4 ] [>>5 ]
その一方で、問題の南京蘇芸生物保存実験工場 (現・南京博奇科教機材社) は江蘇省教育委員会の管轄下の生物プラスチック保存専門工場として1996年3月に設立され、その年のうちに「生物塑化シリカゲル及び標本制作」(日本向けには「プラストミック」の呼称) で中国発明特許の申請を行い国家重点新産品に指定されており[>>6 ] 、要するに本家がやって来る前に中国のコピーキャット業者が中国国内で早い者勝ちで特許を取ってしまうという、これは中国では非常によく行われている手法ではあります。
そして南京死体事件の2003年時点では既に青島、上海、重慶、広東や湖南にも生物プラスチック保存施設が設立されているなど、ハーゲンス氏の中国進出と同時進行で中国国内に模倣産業が急激に増えています。
しかしこの時点ではハーゲンス氏は中国国内での人体展示は収益が見込めないとして展示会開催には踏み切っておらず[>>7 ] 、つまり2003年9月の南京死体事件が中国で初めて死体工場や人体流通に関心が集まった時期 となります。
ハーゲンス氏が大連にプラスティネーション工場をオープンした1999年以降にも、2003年の南京死体事件以前には中国のメディアでハーゲンス氏の名前が出る事は数える程しかなく 中国国内で殆ど知られていなかったものが、この事件で急激に人体展示への社会の関心が高まりハーゲンス氏に関する報道も増え、本家のハーゲンス氏にも注目が集まった形になっています。
瞭望東方週刊が人体ビジネスの特集を組む
同年の11月には新華社通信が発行する時事週刊誌『瞭望東方週刊』が人体ビジネスの特集記事を掲載、南京死体事件を初め、ハーゲンス氏の大連工場で加工されている死体の入手経路が謎である事、そして中国での死体取引に関する法律の不整備の問題などを扱っています。
『瞭望東方週刊』第二号 (2003年11月25日刊) に掲載された「死体工場調査」特集のうち、以下の記事はそのうち南京死体事件に関するもので、前エントリーで扱ったリアルタイムで報じられた青島早報や南方週末の記事より2ヶ月近く後に出版されたこの記事では、独自の取材を含め更に調査が進んだ内容になっています。
この記事で新たに言及されているのは以下の点:
南京大学は蘇芸工場から人工頭蓋骨模型を購入した事があるだけでその他の関わりはないと主張。
献体受付認可のある南京医科大学は、1998年に江蘇省教育委員会に予算を割り当てられ蘇芸工場に人体標本制作を依頼したが1999年以降は行っておらず、これらの死体は全て登録があると主張。*「南京大学医学院」と「南京医科大学」は別な大学。
献体受付認可のある東南大学は、献体から標本保存は行ってなく蘇芸工場とは無関係と主張。
蘇芸工場は、江蘇省の南京医科大学、東南大学医学院、揚州大学医学院、および河南省の新郷医学院と死体取引があり、現金支払いで領収書が切られていない一種の闇取引の形で人体を入手している。しかし南京医科大以外のこれら医学院は知らぬ存ぜぬを通している。
日本アナトミー研究所は人体標本購入時に「科学普及知識展覧」と申告をしている。
2001年から02年にかけて蘇芸工場に昭和大学医学部や東京医科歯科大学など日本から大量の視察が来ており、『人体の不思議展』の他にも日本に標本を販売している。
蘇芸工場は2002年10月に民営化され江蘇省の管轄下から外れている。
【続きを読む】
27日19:56頃に発生した、関門海峡での護衛鑑くらまと韓国船カリナスター衝突事故に関して、朝日新聞が無線傍受をして韓国船船長の発言を記事にしたという噂が2ちゃんねるを中心に地味に広がっているようですが・・・
■_■_■_朝日新聞、電波法に抵触か?
1 :Ψ :2009/10/28(水) 00:49:16 ID:RmGfWYOf0
護衛艦くらまの事故に伴い、朝日webに韓国船船長のコメントがupされている。
2009年10月27日 22:12に記録された魚拓
http://s03.megalodon.jp/2009-1027-2212-15/www.asahi.com/national/update/1027/TKY200910270381.html
削除された箇所、以下引用
カリナスターの韓国人の船長(45)は「前を走っていた船を追い越そうとしたときに
ぶつかった。前から(自衛隊の護衛艦が)来ているのはわかって、早めにかじを
切ったがぶつかった。大きく揺れて、すぐに火が出た」と話した。コンテナを韓国・釜山から
大阪に運んでいる途中だったという。
この証言は22:46に削除された。時間的に無線内容からの記事作成の可能性が高く、
もしこの情報が無線傍受によるものならば電波法に抵触するのではないか。
第五十九条 何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、
特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第四条第一項
又は第百六十四条第二項 の通信であるものを除く。第百九条並びに
第百九条の二第二項及び第三項において同じ。)を傍受してその存在
若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。
これはもともとは、27日の22:29頃に2ちゃんねるで朝日新聞の記事の編集が指摘されたもので、「自衛艦が来ているのは分っていた」という韓国人の船長の発言が削除されたために隠蔽工作と言われていたもの。
【関門海峡事故】韓国人船長「前を走っていた船を追い越そうとしたときにぶつかった。前から(自衛隊の護衛艦が)来ているのはわかってた」
23 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:16:32 ID:t+F78a38P
318 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:28:05 ID:luTQewz00
>>280
それどころか朝日のサイトで韓国人が追い越し失敗ゲロってるw
351 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:29:25 ID:Z/pPYfX50
447 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:33:40 ID:PtbXQpjC0
>>1
あ・・・朝日新聞に何が起きた????
保存だ!
明日になったら変わっているかも知れん。保存しておけー!!
634 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:42:37 ID:XcG25a4w0
朝日新聞、さっそく韓国人船長のコメント消えててワロスwww
670 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:45:03 ID:QcGYEWAF0
705 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:46:52 ID:yDCJhDo60
あっ、マジだ!w
>>1
の記事から、韓国船艦長の「追い越ししようとしたら前に護衛艦が居たニダ」の証言を消しやがった。w
さすが朝日新聞!期待を裏切らないぜ!すごいぜこのヤロー!w
706 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:46:58 ID:aK/FyMKH0
719 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:47:33 ID:5anoT5lO0
アサヒってる
元記事をいじりやがったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
726 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:47:47 ID:nWXJaghu0
朝日まじで消してるwwwwwwwwwwww
こんなんがジャーナリスト宣言かよwwwwwwwwwwww
751 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:49:14 ID:t+F78a38P
アサヒソースの重要な部分がなぜ消されたかを言及しないとな
774 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:50:06 ID:N9ZuVVbL0
朝日新聞が韓国に都合の悪い記述を消したぞ!!!!
カリナスターの韓国人の船長の発言をそっくり消しやがった!!
817 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:53:03 ID:BdB9FaGL0
>>774
うへ なんだこれ 朝日未だに情報操作バリバリやっとんなw
843 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:54:36 ID:vVGwmTGb0
朝日・・
こういう情報操作って国民の知る権利を侵害してるんじゃねーのかよ?
855 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:54:59 ID:Zo0mQWMj0
しっかし朝日はどこまで糞なんだよ…
岡田の件でも顕著になったけど、やっぱ相当2ちゃんを警戒してるんだね
904 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:57:34 ID:WYTCopO20
なんで朝日がこれを載せたり消したりしてるのかわけわからん
939 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 22:59:47 ID:PtbXQpjC0
966 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 23:01:15 ID:l4JTNz030
「船長 前を走っていた船を」で検索かけたらニュースにはひっかからないのに
朝日ソースであちこちのブログに書かれててワラタ
992 :名無しさん@十周年 :2009/10/27(火) 23:03:02 ID:4Kmu2En10
まあ、朝日が30分でもまともな記事を出した事もある意味ニュースだわ。
それを改竄したのもまたニュース。
【続きを読む】
昨年後半に、中国発の人体闇取引ネットワークとアメリカのプラスティネーション人体展の死刑囚使用の疑惑に関するABCニュースなどの報道を軸に特集を組みましたが、結局のところ相手が中国という、国家ぐるみで犯罪荷担や隠蔽工作をやってしまう国が相手だけに、限りなくグレーに近い状態ながら決定的な証拠というものが得られないため、疑惑まみれの人体展は現在でも「生前からの意思による献体」や「科学教育目的」という耳障りの良い文言の下に開催されています。
昨年のシリーズは主に、最近米国の司法や各州議会が人体展の法的規制に動き出したという、最近の社会的反響と取締りに関するニュースを中心に扱いましたが、今回は人体展示の社会的問題が中国で言われ始めた2003年まで遡って、中国やヨーロッパの報道を中心に数回の特集にしてみようと思います。
現在のような国際社会からの倫理問題に対する批判や疑惑がまだ追求されていなかった時期に、それに対する明確な対策方針のなかった当事者達が何を発言しているかというものに何かヒントが隠れている事があります。
本エントリーでは2003年に日本の『人体の不思議展』が中国で社会問題になった時の現在入手出来る限りの記事を集め、一連の報道の全貌からこの問題を検証してみます。
写真:2003年9月、有楽町の東京国際フォーラムで開催された『人体の不思議展』 (2003/10/11)
(kouの自己満足) [A]
「人体の不思議展」と「新・人体の不思議展」
1970年代にプラスティネーション生物保存技術を発明したグンター・フォン・ハーゲンス氏が、人体標本の興行展示
『ボディワールド』 (Body Worlds) を開始したのは1995年の事で、その世界初の展示会は1995年9月15日に上野の国立科学博物館でスタートした東京展で『人体の世界』の名称で開催
[>>1 ] 、この時の日本側の協力者はハーゲンス氏と親交のあった解剖学者の
養老孟司 氏。
『ボディワールド』は11月26日に東京展を終了し全国巡回展示の後、そのまま北米など他国での展示を継続、それを再び日本に呼び戻したのが安宅克洋氏で、1997年に『人体の不思議展』の名称で全国巡回展を開催[>>2 ] 、翌年1998年にハーゲンス氏が契約不履行で安宅氏を訴え1999年2月に「不思議展」は終了。
その後、安宅氏は中国の南京蘇芸生物保存実験工場から人体標本を調達し、「人体の不思議展監修委員会」と「日本アナトミー研究所」の主催と「株式会社マクローズ」の企画運営で2002年3月21日に大阪の新梅田シティミュージアムで『新・人体の不思議展』の名称で開始したのが現在の『人体の不思議展』。
[>>3 ] [>>4 ] [>>5 ]
ハーゲンス氏はこれを「模倣展」とし、プラスティネーション技術のみならず、人体のポーズの付け方までが知的財産権の侵害と主張、それに対し日本アナトミー研究所の安宅克洋氏は、南京蘇芸の標本の製法は全く違いハーゲンス氏の技術を盗んだものではないと主張。[>>6 ]
この中国製の人体標本の保存技術は「プラスティネーション」ではなく「プラストミック」という名称で、南京蘇芸工場のウェブサイト等の説明によれば、超低温下で浸透させ1年以上かかる「プラスティネーション」に対し、「プラストミック」は常温で行い倹価であるというもの。[>>7 ] [>>8 ]
『人体の世界』東京展 (1995.9.15-11.26) の主催・後援、協力団体:
[主催] 国立科学博物館 日本解剖学会 読売新聞社
[後援] 文部省 厚生省 ドイツ大使館
東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県各教育委員会(予定)
[協賛] エーザイ株式会社
[協力] ハイデルベルク大学
『新・人体の不思議展』大阪展 (2002.3.21-9.29) の主催・後援、協力団体:
主催:読売テレビ/人体の不思議展監修委員会/日本アナトミー研究所,
後援:日本赤十字社/日本医学会/日本医師会/日本歯科医学会/日本歯科医師会/日本看護協会/大阪府・市教育委員会/大阪府医師会/大阪府歯科医師会/大阪府看護協会,
協力:南京大学/江蘇省教育委員会/南京蘇芸生物保存実験工場 /日本通運/ウエスト/エースプロモート/フォレストアート,
総合企画・運営:マクローズ,
標本製作:南京蘇芸生物保存実験工場
南京死体事件
日本で『新・人体の不思議展』が開始した翌年の2003年9月16日、人民日報のウェブサイト『人民網』附属の掲示板『強国社区』に、東京の銀座で開催されている『人体の不思議展』で展示されている人体が全て中国人で、その協力団体が南京大学、江蘇省教育委員会と南京蘇芸生物保存実験工場であるとの投稿があり、中国のネット界が騒然となりメディアにも取り上げられ、最終的に南京蘇芸工場が南京警察当局の取調べを受け、南京赤十字会の質疑を受けるという事件に発展しています。
以下がその発端となった投稿。ここでは献体である筈の中国人の死体が異国の地で展示され見物客の目に晒されている事への強い抵抗感と、中国国内の「協力団体」への怒りが書かれています。
元の投稿には転載を意味する2種類のURLが書かれているため、この投稿者「制裁日本!」は恐らく作者ではなく他所で見付けて転載をした人物。
東京の繁華街で中国人死体展 --- 遺体献体志願者は東京で悲惨な冒涜に会っている (2003.9.6-12.28 )
人民網強国社区 強国論壇
投稿者:制裁日本! 2003-09-16 13:05:03
東京銀座の東京国際フォーラムという会場で、3ヶ月間の人体展が開催されている。四肢切断やスライスされ、皮膚を剥がれ、骨や筋肉、内臓、胎児、生殖器が露出している死体は全て南京から来ている。死体を提供したのは中国の南京大学、江蘇省教育委員会と南京蘇芸生物保存実験工場である。
筆者は1500日本円 (100人民元に相当) を払って入場券を購入して混雑した会場に入った。
すぐにもある種の嫌な予感がした。
会場に入ってまず目に入ったのは、巨大で人目を引く中国語の表示である --- 「生前からの意思に基づく献体」。中国語の表示の横には同内容の日本語の表示があった。この表示を除いてこの大きな展示会場にこれらの人体の出所やどの国から来たかの表示はない。
しかし会場にいる一人一人の日本人の見物客は心の中で、ここで展示されている全てが中国人である事は理解しているようだ。日本人達は人体展を見ているのでなく、中国人死体展を見ているのである。会場で誰かが「これは全部中国人だ」と蔑むように言っているのが聞こえた。日本人の子供が両親に「どうして全部中国人なの?」と聞いているのが聞こえた。
祖国の医療現場で用いられるために献体した彼等の人体が、科学普及の看板の下で商業営利目的に用いられ、日本人の蔑むような好奇の目に晒され侮辱を受けている事に同情を禁じ得ない。
全世界のどれだけの医学院での医学研究にどれだけの人体が用いられているのか。ここで日本人と協力しているのが中国の南京大学と政府機関なのである。
南京大学や江蘇省教育庁は気でも狂ったのか? 死体売買で幾ら儲けたのか? 日本側は元手を割る商売ではなく、今回あなた方は陥れられたのである。
科学に国境はないなど馬鹿げた話である。中国人が死に、死体は中国人の死体であり器官は中国人の器官である。科学のためならここに日本人の死体があってもおかしくはないのだ。
この事に関して会場を出る時特に若い年代の日本人に聞いてみた。彼は展示されているのが中国人であると認識していた。
訳:Red Fox (原文:中国語)
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2005年以来南北アメリカ大陸、ヨーロッパや韓国など世界各地でプラスティネーション人体展を開催している世界最大の展示企業、米国のプレミア・エキシビション社の人体展『BODIES展』(BODIES... The Exhibition) で中国の死刑囚が用いられている疑惑が昨年2月にABCニュースで報じられ、8月には同社の人体展『人体の暴露展』(Bodies Revealed) での献体同意書が偽装だった事が発覚するなど、中国から入手している人体を展示しているこの企業には常に疑惑が付きまとっていますが、この企業は昨今は株価が暴落し、株主反乱で経営陣が交代したりなどかなりガタガタな状態のニュースが昨年以来継続的に報じられているので、今回はプレミア・エキシビション社の内部騒動に関して扱います。
プレミア・エキシビション社は1980年代に合資会社「タイタニック・ベンチャーズ社」としてタイタニック号の遺品引上げと展示を行う企業として設立され[>>25 ] 、1991年より『タイタニック展』を開始[>>27 ] 、1993年に「RMSタイタニック有限会社」として法人化[>>1 ] 、2004年7月に英国ブラックプールで人体展『人体の暴露展』を開始した後、同年10月に株式会社『プレミア・エキシビション社』となり[>>2 ] 、RMSタイタニック社を100%所有の子会社とし、2005年3月に大連鴻峰生物科技社から人体を入手していた「エキシビション・インターナショナルLLC社」を買収し[>>3 ] [>>4 ] 、プラスティネーション発明者のハーゲンス氏の『ボディワールド』に対抗する形で人体展市場に参入。
プレミア社は現在3種類の人体展、『人体の暴露展』 (Bodies Revealed) (2004年7月開始)、『BODIES展』 (BODIES... The Exhibition) (2005年8月開始) と『Our Body展〜内部の宇宙』 (Our Body: The Universe Within) (2006年6月開始) を運営する他、『タイタニック展』 『スタートレック展』 『Dialog in the Dark』 など日本でもお馴染みの展示会を国際規模で開催する、世界最大規模の展示会イベント企業であり、現在は19の人体ショーを同時開催するなど人体展示でその収入源の67%を賄っている文字通りの人体展企業。[>>5a ]
プレミア社絶頂期の2007年4月10日、ナスダックのNY証券取引所でクロージングベルを鳴らすアーニー・ゲラー前代表 (Nasdaq) [B]
日本の『人体の不思議展』と同様に、プラスティネーション発明者のグンター・フォン・ハーゲンス氏のコピーキャットである中国の人体工場を人体標本の供給源としているプレミア社は、2006年に中国からの人体の安定供給に対し2500万ドルを大連鴻峰社に支払う事に合意、当時から人体展の市場飽和の予測と中国での人体の出所の怪しさが言われていた
[>>26 ] にもかかわらずアーニー・ゲラー代表は人体展による世界市場進出を画策、『タイタニック展』を上回る売り上げ実績への抱負を2006年当時には語っていました。
[>>6 ]
そして2007年7月にはプレミア社の株価は最高値の18.62ドルを記録、順風満帆に見えた矢先の2008年2月にABCニュースがプレミア社が中国の死刑囚を展示しているとの疑惑をスクープ、同年5月にはニューヨーク州のクオモ検事総長がプレミア社が死体の出所を自ら証明出来ないという調査結果を公表[>>7 ] 、全米で反対運動や各州では規制法案が検討されるなど人体展への批判と悪評判が立つとともにプレミア社の株価は暴落し、2008年11月には最高値に対して95%下落した最安値を記録しています。[>>8 ]
また「博物館クオリティの展示会」と評されているプレミア社の展示には高額な運営・維持費がかかり、昨今の景気後退と展示内容のマンネリ化から集客集が減退し、2009年度には赤字に転落しています。[>>9 ]
またプレミア社はその創設時からのプロジェクトである『タイタニック展』における総額一億ドルの価値のある引上げ品5500点に関して、その所有権に関する長期化した裁判を抱えており、業績悪化や相次ぐ管理職の辞職から、2008年11月にプレミア社の筆頭株主のセラーズ・キャピタル社がプレミア社の経営悪化に対し、株価暴落の問題に加え、肥大化した組織構造、タイタニック裁判の失敗と計画性のなさ、身内びいき等の問題 を指摘し[>>10 ] 、ゲラー氏の経営の失敗及びその126万ドル (約1億1300万円) の法外な報酬を理由に経営陣の交代とゲラー代表の退任を要求してプロキシーファイトを仕掛け、株主総会の支持を得て、1月30日にゲラー氏がCEOから更迭され、そしてセラーズ社が推薦する役員4名がプレミア社の経営陣に加わっています。[>>11a ]
この経緯は一般メディアでは余り報じられていませんが、アトランタの地元のビジネス紙『アトランタ・ビジネス・クロニクル』で継続的に報じられています。
【続きを読む】
当ブログでは支那事変をこれまで何回か扱った事がありますが、その関係で中国の公開処刑に関して調べものをしていて、中国の斬首写真ばかりを集めて掲載している『Beheaded Art』 というサイトに行き着きました。
そのサイトのトップの解説文にはいささか捨て置けない事が書かれています。
BEHEADED ART 首のない芸術
BEHEADING
Beheaded Art is about public beheading. View more than 100 pictures and drawings of capital punishment by decapitation at Beheaded Art.
Beheadings in China or Japan (馘首) were often photo graphed by foreigners and this is where most of the execution photos available at Beheaded Art come from.
If you are offended by pictures of blood and death and decapitated (馘首) bodies – you might not enjoy this web site.
打ち首
『Beheaded Art』は公開斬首に関するものである。このサイトでは100点以上の断頭刑の写真と絵を見る事が出来る。
中国や日本の斬首 (馘首) はしばしば外国人によって撮影され、このサイトに掲載されている大半の写真がそこから来ている。
もしこれらの写真の血まみれの斬首 (馘首) 死体で気分が悪くなる方はご遠慮頂きたい。
このサイトには106枚の写真と21枚の絵が掲載されており、その写真の大半が中国や日本の首切り写真であるとの説明ですが、見たところそれらは全て携帯用カメラが商品化された19世紀末以降の、清朝末期から辛亥革命 (1911)、そして上海クーデター (1927) 時に中国で撮影されたとみられる写真であり、日本の斬首と見られるものはありません。
ところがこのうち2点3枚が日本の長崎で撮影されたと説明されており、そしてタイトル (説明文) に「Japanese」の単語を含む写真が以下の4点5枚。
註:本エントリーでは写真の検証のため清朝時代の斬首写真を掲載しているため、好ましくないと感じる方はご遠慮下さい。なお残虐写真に関してはモザイク処理を行っており、全ての写真はクリックで無修正版がオリジナルサイズで見られるように設定しています。
『Beheaded Art』のトップページは「full details」と「thumbnails」の二つのモードがページ下部のメニューで切り替えられるようになっており、「full details」の方で説明文が表示されるようになっていますが、ブラウザによっては写真を読み込まないケースがあります。その場合は「Full details」専用のURL があるのでそちらで試してみて下さい。
なお『Beheaded Art』の元サイトは本エントリー掲載の4点より遥かに残虐な写真も掲載されているため、訪問する方はご注意下さい。
【続きを読む】
この特集は、2008年2月から8月にかけて米国のABCニュースで継続的に報じられた、米国におけるプラスティネーション人体展示会に付きまとう様々な疑惑や社会的問題のニュースを軸にして、それぞれの関連情報、『労改基金会』などの在米華僑人権活動家の中国語レポート、中国国内の報道などを集めて検証し、シリーズとして当ブログに掲載したものです。
2008年の第一シリーズでは米国のABCニュースの報道を軸に、関連情報でそれを補強するという形でシリーズにしており、これまで扱ったのは主に、プレミア・エキシビション 社主催で中国からの死体を使用している『BODIES展』 (BODIES... The Exhibition) と『人体の暴露展』 (Bodies Revealed)、そしてこれらの死体入手元である中国の大連鴻峰生物科技社 (大連医科大プラスティネーション社) であり、『人体の暴露展』に関しては南京蘇芸生物保存実験工場 から人体標本を入手していると主催者は表明しており、南京蘇芸は日本の『人体の不思議展』 の人体入手元 です。
1995年に日本で開始されたプラスティネーション発明者のグンター・フォン・ハーゲンス氏の人体展『Body Worlds』 (日本では当初『人体の世界』、次に『人体の不思議展』(初代) の名称で開催) が、2002年頃から出現した中国系の海賊版人体展 (日本では現在の『人体の不思議展』) に取って替わられたり市場が乗っ取られるという現象は日本に限らず海外でも起こっている事であり、それらに共通しているのが、中国から来た死体の出所も死因も献体の意思の有無も人体展主催者が把握していない、または中国の取引相手側の主張を鵜呑みにしているだけで、相手が中国だけにその証明の手段を持ち合わせていない など、人体の出所の情報が全く不明な状態で、人身売買や死刑囚使用、死体盗難、殺人、医療献体の無断転用など、人権侵害や犯罪組織絡みの可能性すら払拭出来ない、倫理的に問題大ありの展示会 というのがその実態です。
展示会場に表示されている「故人の意思による献体」という耳障りの良い文言の裏には、中国の刑務所を管轄する中国公安局発の闇の人体売買の世界規模のネットワーク があり、今世界ではその疑惑の展示会を法的に禁止する動きが活発化しています。
ABCニュース『20/20』の番組内容の関連情報に関してはシリーズ1 、2 、3 と番外編2 、それに対するニューヨーク州司法の調査と法的処置に関してはシリーズ6 、中国内部の情報はシリーズ7 、そして人体ビジネスの構造に関してはシリーズ10 とアップデート2 でまとめてあります。
シリーズ2では、日本で中国系の『人体の不思議展』が開始し中国で社会問題になり、更にハーゲンス氏の『ボディワールド』で中国の死刑囚が用いられている疑惑がヨーロッパで問題になった2003年当時に遡り、当時の中国やヨーロッパの報道を検証予定。
最新エントリー
南京死体事件と日本の『人体の不思議展』(1)
2003年9月、中国の掲示板に東京で開催されている『人体の不思議展』で展示されている人体標本が全て中国人であり、その協力団体が南京大学、江蘇省教育委員会と南京蘇芸生物保存実験工場であるとの書き込みがあり中国のネット界が騒然となり、最終的に南京蘇芸工場が中国警察当局の取調べを受ける事件に発展。
これは中国のメディアにも取り上げられ、南京の献体協会や赤十字会より反発が起こり社会問題となる。
これに対し南京大学と江蘇省教育庁は関わりを完全否定。調査によって南京医科大学が蘇芸工場に人体解剖実習で使い古した人体をまわして加工を依頼していた事が判明。しかし南京医科大は「死体は献体でない」とし、蘇芸工場も人体の出所がよく分らないと証言するなど、日本では「献体」と説明されている『人体の不思議展』の人体の出所が実際中国国内では非常に不透明な疑惑となっている。
南京死体事件と日本の『人体の不思議展』(2)
2003年11月には新華社通信の時事誌『瞭望東方週刊』で南京死体事件の特集が組まれ、南京蘇芸工場への取材など更に事件の詳細が報道される。
瞭望東方週刊の調査によれば、南京蘇芸工場は江蘇省内外の複数の医学院より現金支払いで領収書のない一種の闇取引の形で人体を購入しており、これに対してそれら名前の挙った医療機関のうち南京医科大以外の全てが関わりを否定、「中国国内で正規の手続きを経た献体」としている日本の『人体の不思議展』の主張と大きな食い違いを見せる。
そして、日本アナトミー研究所が南京蘇芸工場から人体標本を購入契約をした2001年6月の時点でも中国において人体展やプラスティネーション技術の存在は一般には殆ど知られていなかった点、そしてその3ヶ月後の2001年9月には日本に人体標本が発送されている事から人体標本は在庫品であり、つまり日本での展示用に献体された人体は存在しない事になる。
当時は中国公安局が「身元不明死体」を医学研究実習用に各医学院に供給しそれが人体工場に転売され出回るのが中国では普通に行われていた事は、米国メディアや米国司法の調査で後に判明している。
目次:
特集『人体展と中国の人体闇市場』
特集シリーズ1「ABCニュースの報道から見る人体展問題」
1.
プラスティネーション発明者が中国から撤退 (2008.7.25)
2.
ニューヨーク州検察が人体闇市場の調査を開始 (2008.8.1)
3.
中国人人権活動家が人体展示に関して深刻な問題を提起する (2008.8.9)
4.
『20/20』の報道を受けて、議員達が人体展に関する徹底調査を議会に要求 (2008.8.20)
5.
人体輸入取引規制法案を全米21人の議員が支持 (2008.9.8)
6.
ニューヨーク州検事総長による人体展への厳重取り締まり (2008.9.13)
7.
大連のプラスティネーション死体企業の調査 (2008.9.28)
8.
ペンシルバニア州で人体展禁止法案を検討 (2008.10.14)
9.
カリフォルニア州の人体展禁止法案 (2008.11.9)
10.
プレミア社の献体同意書はニセモノだった (2008.12.22)
アップデート追加エントリー「2009年に入って以降の動き」
1.
ハワイ州で人体展禁止が法制化 (2009.8.8)
2.
フランスの裁判所、人体標本の展示に中止命令 (2009.8.12)
3.
プレミア社の経営悪化で株主が反乱 (2009.10.13)
番外編
1.
欧米の人体提供者は自らポーズを選んでいる (2008.9.2)
2.
「人体展:彼等はどこから来たのか?」米ABC"20/20"の特集番組 (2008.9.20)
特集シリーズ2「初期の報道に見る人体展問題」
1.
南京死体事件と日本の『人体の不思議展』(1) (2009.10.27)
2.
南京死体事件と日本の『人体の不思議展』(2) (2009.11.6)
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数日前に「メールフォーム」経由で以下のようなメッセージを受け取りました。
送信者:皇軍兵士(chikens@hotmail.co.jp)
日付:2009/08/22 16:59:25
件名:なんだかなぁ。
ホスト:JJ106114.ppp.dion.ne.jp
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中国も残虐なことやってんだから、日本の昔の残虐さについてとやかく言うなー。
ていうのは、どうもなあ・・・。
なんか右寄りの人たちってさ、反省とか悔恨とか、そういうもんがねえのよ。
そういう、理性的で成熟した人間に必要なものが足りない人たち、という印象をいつも持ちます。
これは恐らく、当ブログの2007年10月28日のエントリー『中国の死刑写真とBBC「南京大虐殺」の酷似』 を読んでのメッセージと思われますが、これは労改基金会 がABCニュースに提供した事でも有名な中国の女囚死刑執行写真「故意殺人犯 陸金鳳 女20歳」 の集団処刑に群がる武装警察や見物客の様子と、BBCニュースの記事でNYタイムズのティルマン・ダーディン記者が証言している南京での日本軍による中国兵の処刑の様子が丸っきり酷似しているという事を指摘したという、言ってみればそれだけのエントリーにもかかわらず、2年近く経っても未だに検索や2ちゃんねる等のリンクからアクセス数が非常に多い当ブログの通算アクセス第一位のエントリーです。
実際このエントリーは、2004年12月13日に「陸金鳳」写真が公表 され、2005年4月11日にBBCの記事が発表 された当時、2005年4月29日に某掲示板に投稿したものを、後からブログ用に再編集したものです。
「私信」を公開するのはいささかルール違反ではありますが、
私信で送る必然性の全くないただ言葉を吐き捨てる内容である点。 「右寄り」全般に対する個人的な批判を私信で受け取る謂れはなく、それに対して「右寄り」を代表してレスをするのはいささか馬鹿げている 点。たった一つのエントリーを見て「理性的で成熟した人間に必要なものが足りない」と私信を送って来る無礼者 に対して秘密厳守する義務はない。エントリーの主旨を全く理解していない相手に対してその都度個人メールでレスをするのは非効率的。
以上の理由で、折角なので該エントリーの主旨の再確認というテーマで、形式的には公開レスという形でエントリーに致します。
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人体展関連アップデートエントリー第二弾は、前半は今年の4月にパリの裁判所で人体展示は違法との判決が出され、フランス国内で展示開催中であったプレミア・エキシビション社の人体展『Our Body展〜内部の宇宙』 (Our Body: The Universe Within) に中止命令が出されたニュースに関して、そして後半はこれまでの情報にフランスのニュースを加えて見えて来た中国発のプラスティネーション人体ネットワークに関しての検証を扱います。
フランス初の人体標本展となるプレミア・エキシビション社の『Our Body展』が2008年10月にリヨンでその展示を開始する5ヶ月前、開催が決定された2008年5月には既に、フランスの国家倫理諮問委員会が、ホロコーストの人体実験を彷彿させる倫理的に好ましくない展示[>>1 ] との見解を発表 し、当初パリ展で開催が打診されていたラ・ヴィレット公園にある『シテ産業科学博物館』 やパリ16区にある『人類博物館』 が人体展受け入れを拒否したり、地元の『リヨン・キャピタル』紙が人体展に関する批判記事の大々的な特集を組んで大きな社会問題となり[>>2 ] 、リヨンでは知識人が人体展開催反対の署名運動を行う[>>3 ] など、さすが人権の国フランスの面目躍如たる物と言うか、開催決定早々から活発な論議と反対運動が起こっています。
そしてパリ展が始まって1ヶ月半の4月4日に二つの人権団体が、死体を学術的目的でない営利展示に切り刻んでに使用する事は人体の尊重に関するフランスの民法に違反しており、特に中国の人権状況においてそこから来た出所の不明な死体を用いる事は倫理に反する という主旨の、人間の身体への不可侵と売買禁止に関する主張で、『Our Body』のフランスでの主催を行うイベント会社『アンコールイベンツ』を相手取って訴訟を起こし、4月21日に人体展に対し中止を命じる判決が下されたもの。
訴えを起こした『共同反死刑』 (Ensemble Contre la Peine de Mort; ECPM) は2000年10月にパリで発足したその名の通りの死刑反対団体で、『仏中団結』 (Solidarité France-Chine) は中国の民主化運動の支援団体であり、双方とも中国の人権問題がその中心的活動の団体。[>>4 ]
この判決の根拠としては、フランスには2008年に制定された「人間の尊厳は死によって消滅せず、医学的・研究的必要を除いて遺体を損ねてはならない」という法律があり、解体した人体を興行展示する行為は違法行為[>>5 ] として、24時間以内の中止と人体標本の没収を命じており、この判決はフランス国内の全ての博物館の人体標本や骨にも適用されるもの。
これに対しアンコールイベンツ側は展示会を中止し、不服申し立ての控訴を行ったものの、4月30日に控訴院にて、人体の出所と献体同意の存在の証明をアンコールイベンツが行わなかったとの理由で控訴が棄却され[>>6a ] 、フランス国内での人体展開催が事実上禁止されるという流れになっています。
写真:『Our Body』のパリ展が行われた『エスパス・マドレーヌ』。判決のあった2009年4月21日の晩。
(攝影:王泓/大紀元) [A]
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昨年後半に、米国の人体展が中国の公安局と官営企業が絡んだ人体闇市場からプラスティネーション人体を入手し、そこに死刑囚の銃殺死体が利用されている疑惑に関して特集を組みましたが、今年に入ってから新しい動きがあるのでアップデートとして追加エントリーです。
昨年の2月にABCニュースの『20/20』が綿密な取材で中国の人体闇市場をスクープして以来、疑惑の火中にある米国のプレミア・エキシビション社が運営する人体展の一つ『BODIES展』(BODIES... The Exhibition) が昨年6月14日から今年の1月18日までハワイで開催された事を受け、1月21日にハワイ州下院財政委員長で日系2世のマーカス・オオシロ (大城) 議員が、人体の売買と商業展示を禁じる法案を提出、3月10日に下院を通過、4月14日に上院を通過、5月5日に両院の最終承認を受け、6月12日にリングル知事の承認を経て法制化となり、
ハワイ州が全米で初の実質的な人体展禁止法を制定した州 となっています。
全米各地で開催されているプレミア社の人体展『BODIES展』と『人体の暴露展』(Bodies Revealed)は、その開催地各地で倫理的・宗教的な見地からその都度社会的問題になり、それにABCニュースのスクープが拍車をかけ、既に昨年よりフロリダ、ニューヨーク、ペンシルバニア、ワシントンなど全米各州や連邦議会で人体取引規制や人体展禁止法案が検討されるなど法制化の動きが出て来ていますが、うちカリフォルニア州では法案が提出され議会の承認を受けながら「優先順位が高くない」の理由で知事のサインを得なかったという段階まで至っており、今回のハワイの前例から今後は全米でこの動きが進む可能性もあります。
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