今回の秋葉原での通り魔殺人事件で不幸にも亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
この事件は英語メディアでも随分と報道されていて、現時点で145種類の記事が複数のメディアに延べ1034掲載されています。
以前の善光寺のエントリーでも言及したように、日本発のニュースの場合、特に発生して日も浅い時点では海外メディアは殆どがAP通信やロイター通信の記事を基に、更にそれらの日本に特派員のいる海外の記事発信メディアも情報の多くを日本メディアの報道を参考にしているため、海外記事を見ても内容的には日本で報じられている以上のものは特にないのですが、今回は英国のタイムズ紙の秋葉原の事件の記事に1日で100を越す大量の読者コメントがついているなど、イギリスなど英語圏読者も自国と関係のないニュースとしては異例に関心が高いようなので、コメントの訳を併せて紹介します。
タイムズ紙の記事には目撃者に対して独自のインタビューを行ったような記述があり、その辺りが日本の報道内容とは若干異なる可能性はあります。
![]() From The Times 「人生に疲れて嫌になった」日本人の男が東京で凶行。7人を殺害
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Click here to download and install it. 2008年6月9日 ザ・タイムズ紙 (英国) レオ・ルイス(東京特派員)
世界的に知られる東京の電気街で、レンタルトラックで人をはねた後、狂乱のナイフ無差別殺傷事件で7人を殺害した男は自ら「人生に疲れて嫌になった」と供述している。 日本 (の過去30年) で最悪の無差別殺傷事件の恐怖は秋葉原に大混乱を起こした。東京の最も有名な交差点の一つでの殺戮によってテレビ番組は中断され、この暴力行為で国全体が停止をした。 この白昼の事件で17人が死傷した。その時間帯は「買い物客パラダイス」のピーク時で、秋葉原電気街のネオンに彩られた通りは歩行者天国で通常時の数倍の買い物客で賑わっていた。 静岡県裾野市から来た加藤智宏容疑者 (25) は犯行の後すぐに捕えられ、その場で殺人容疑を認めた。犯人は警察の取り調べに対し「人生に疲れて嫌になったから秋葉原に人を殺しに来た。誰でも良かった。単独でここに来た」と供述していると報じられている。
車の部品工場勤務と言われる殺人犯は、地元の県で2トンのトラックをレンタルし、秋葉原の歩行者ゾーンまで運転したと見られている。目撃証言によれば彼はそこでアクセルを踏んでトラックは道路を蛇行して走りパニックと混乱を引き起こしたと言う。現場にいた人によれば、トラックがショッピング街に向けて走った時にはねられた人が宙に飛んだのを見たそうだ。殺人犯は車から飛び出して猟刀で群衆に斬りつける前に数人をはねたと言う。 タイムズの取材に対する目撃者達の証言によれば、ナイフ通り魔の凶行が始まった時、犯人は「動物のように吠え」、秋葉原駅に向かう道で次々と犠牲者に襲いかかっている時、意味不明の言葉を発していたと言う。被害者は肋骨や背中を刺され、警官も負傷をした。
秋葉原のスーパーハイテク通りには世界中から毎年数百万人の訪問客がある。多くの人にとってそこは日本の新しい物好きの文化の中心地であり、急速に高齢化を迎える社会で、そこは数少ない若者文化の中心地の一つである。電気店街と共にあるのが漫画、流行玩具、ビデオゲームや「hentai」ポルノなど日本の「otaku」サブカルチャーを扱う無数のブティック (特選店) である。 通り魔事件の犠牲者は21歳の女性と、19、20、29、33、47、74歳の男性で、秋葉原の幅広い年代の人気を証明している。多くの人は事件が秋葉原を変えてしまうかもしれないと言っている。秋葉原に定期的に通うコイズミ・シュンさんは、この地域の安全が失われたならここに来るのは気が進まないと語った。 |
以下がコメント欄の訳ですが、これはタイムズ紙には秋葉原の事件を扱った記事が4本あって、そのうち「犯人によるネットの書き込み」に関する記事とこの記事の2本に対して共通したコメント欄となっています。
尤も英語メディアのコメント欄ではお決まりのように「アメリカが悪い」的なコメントがつくので、そういう論点の逸れた関係のないものは省いて、比較的日本の社会に関して書いているコメントを選んでいます。
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