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Red Fox

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ハロウィン前 米国スーパーの風景

 そろそろ10月も終わりに近づいて来たが、今回は季節の話題を。

 アメリカのこの季節と言えば10月31日のハロウィンだが、早くは9月からあちこちカボチャと骸骨だらけになる。以下は9月の下旬に近所のスーパーマーケットで映した写真だが、店の前にはカボチャが山積みになっている。


Red Fox. September 25, 2008.

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対馬観光物産協会会長への電話インタビュー

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ペンシルバニア州で人体展禁止法案を検討

 全米の複数の州で人体の商業展示と売買行為を規制する法案が検討される動きが出始めたのは、2008年2月15日にABCニュースの『20/20』が、プレミア・エキシビション社のプラスティネーション人体展『BODIES展』(BODIES... The Exhibition) に中国の死刑囚が用いられている疑惑をスクープするそのもっと以前の、2006年8月にニューヨーク・タイムズがプレミア社の人体展では中国の公安局から来た身元不明の死体が用いられている事を報じて以来[>>1]の事である。

 例えばワシントン州では2007年1月17日に故人の許可のない人体の商業展示を禁止する法案が6人の議員によって提出[>>2]、ニューヨーク州では2007年2月27日にジム・アレシ上院議員が、合法的なプロセスで入手されていない人体の展示を禁じる法案S7000Aを提出[>>3]、同年3月にはフロリダ州では州解剖学委員会の許可なしにプラスティネーション持ち込み持ち出しが禁止される法案SB2554がビクター・クリスト上院議員が提出[>>4]、そしてカリフォルニア州では州内で商業展示される人体に詳細情報と完全なインフォームドコンセントの証明を義務化するAB-1519が華僑のフィオナ・マ議員によって2007年5月8日に提出され下院両院の両方で圧倒的支持で可決されている (9月27日に知事によって差し戻し)。[>>5]

 この動きは米国議会でもあり、2008年4月2日に米国下院でプラスティネーション人体の輸入禁止の法案HR5677がミズーリ州のトッド・エイキン議員によって提出され[>>6]、そこに全米26人の議員が法案共同支持者に名を連ねている。[>>7]

  その中でペンシルバニア州は、昨年の10月8日から今年の5月4日まで同州ピッツバーグでプレミア・エキシビション社の人体展『BODIES展』が開かれ、地元のカトリック団体がカトリック学校にボイコットを促す[>>8]など批判運動の舞台の一つとなった州であるが、3月10日にマイク・フレック議員によって提出された人体展規制法案に関して下院司法委員会において8月5日に聴聞会を開かれ、プレミア・エキシビション社のブライアン・ウェインガー法律顧問と労改基金会の呉弘達代表、そしてプレミア社の人体の精査を行ったウォルター・ホフマン検死官が証言を行うという、下院司法委員会議長自身が前向きに検討している動きが見られる。

 この人体展規制法案P.N. 2299は、人体の商業展示には郡政府の許可が必要で、郡政府は故人か身内の同意を確認しなければ許可を出さないというものである。[>>9]

Illustration by Jon MacNair (Pittsburgh City Paper) [a]

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麻生氏は「好戦的な民族主義者」 NYタイムズ社説

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