fc2ブログ

Red Fox

読まずにレッテル貼りをする人は出入り禁止

プレミア社の献体同意書はニセモノだった

 米国のABCニュースが2008年2月15日に報道特集『20/20』で米国のプレミア・エキシビション社の人体展『BODIES展』(BODIES... The Exhibition) で中国の死刑囚の死体が用いられている疑惑を報じて以来、ABCニュースが半年にわたってこの関連ニュースを継続的に報じて来た記事を中心に、当ブログではシリーズを組んで来たが、今回はプレミア社が開催するもう一つの人体展『人体の暴露展』(Bodies Revealed) で今年の夏に発覚した献体同意書偽装事件に関して扱ってみる。

 プレミア・エキシビション社が名称の異なる3種類の人体展ツアーを開催している事はこれまでのエントリーで触れているが[>>1] 、同社はこれらの人体展に対してそれぞれ異なる出所の死体を異なるルートで入手しているとウェブサイト上やメディアに対して表明しており、あたかもこれら3つがそれぞれ全く無関係な人体展であるとの印象を与えようとしていたにもかかわらず、ニューヨーク州クオモ検事総長の調査では、それら人体展の開始時の2004年にプレミア社の子会社が死体を大連医科大プラスティネーション社から入手していた事が明らかになっている。[>>9][>>10]

  『20/20』で問題にされた『BODIES展』に関してプレミア社側は、中国公安局から医学研究用として医療機関に提供された引き取り人のない死体であると入手元の大連医科大プラスティネーション社から保証されたとこれまでも説明しており、これはクオモ検事総長の調査でも確認されている。[>>11a][>>12][>>13]
 一方で『人体の暴露展』に関しては「北京医科大学生命科学研究院から入手した故人の意思による献体」と説明。[>>4a]


 「故人の意思による献体」というのは、中国の南京蘇芸生物保存実験工場から死体を入手している日本の『人体の不思議展』も同様の説明をしているもので[>>14]、抗議団体による献体の証明の質問に対して主催者は「中国国内で正規の手続きを経た献体との説明を受けた」と主張するのみで、その確認したとする「証明文書」の提示はプライバシーを理由に一切拒んでおり[>>15a]、つまりそれが献体である事が何一つ証明されていない状態のまま7年間開催されている。

 プレミア社も同様に『人体の暴露展』は献体と説明しており[>>16]、2月15日にABCニュース『20/20』でプレミア社の死刑囚使用の疑惑とゲラー代表の「中国の引き取り人のない死体を使用している」との発言が放送されカンザスシティで人体使用への批判が高まったために、2月29日開始の『人体の暴露展』のカンザスシティ展の前にその悪評判を払拭しようと、開催会場のユニオン駅が地元メディアやキリスト教団体に配布した「献体同意書」がニセモノだったというスキャンダルが今年8月に発覚している。


[特集『人体展と中国の人体闇市場』トップページに戻る]


【続きを読む】
スポンサーサイト



9歳の少年が書いた「恋愛マニュアル」の驚異の内容

この記事はブロとも、もしくはパスワードを知っている方のみ閲覧できます
パスワード入力
ブロとも申請

エマ・ワトソンが「ベルトルッチ監督作品ならヌードになる」と英紙に告白

この記事はブロとも、もしくはパスワードを知っている方のみ閲覧できます
パスワード入力
ブロとも申請