2010年前半に、日本では主権回復を目指す会などの街宣団体による『ザ・コーヴ』上映反対運動やベスーン裁判への抗議運動が盛んに行われていた。
それらの街宣運動の様子はニューヨークタイムズ、CNN、ロイター通信、ABC (豪)、3ニュース、BBCなど英米豪やニュージーランドのメディアで盛んに報じられたが、その中で一番熱心に報じていたのがオーストラリアのABCニュースだった。
局を挙げて反捕鯨のスタンスを明確に表しているオーストラリアの公共放送のオーストラリア放送協会 (ABC) のマーク・ウィラシー記者が毎回それら抗議街宣の取材に来ていたが、このウィラシー記者はこの時期に放送されたABCのグリーンピース鯨肉事件裁判のドキュメンタリー『ザ・キャッチ』(2010年6月8日放送) の取材&レポーターも務めたABCの北アジア支局長である。
この『ザ・キャッチ』が捕鯨が絶対悪という大前提の完全な反捕鯨番組で、100%グリーンピースジャパン側の視点に立って制作されたグリーンピース支援番組であり、『ザ・コーヴ』のアカデミー賞受賞が話題になっていた頃に制作されたこの番組のストーリー設定や演出法が『ザ・コーヴ』の影響を明らかに受けている点は昨年当ブログで指摘している。
そのウィラシー記者が最近太地町に来て、コーヴガーディアンズを取材した6分のレポートが2月3日に放送されているが、やはり期待通りの内容だった。
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