撮影日A
|
撮影日A
|
撮影日B
|
撮影日C
|
インタビュー
|
撮影日C
|
撮影日A
|
撮影日C
|
撮影日A
|
『ザ・コーヴ』が日本公開された3日後の2010年7月6日に放送されたNHKのクローズアップ現代『映画「ザ・コーヴ」問われる“表現”』[>>1]で、早くもこの映画の虚偽性が問題にされているが、ここでは女性ダイバーが流血イルカを見て泣いたシーンのヤラセ疑惑と、映画の最後にテロップ表示された水産庁の諸貫秀樹氏が解雇されたという表記が事実無根である事が指摘されていた。
当ブログでは今年1月のエントリー「流血イルカを見て泣く女性ダイバーのヤラセ疑惑シーンの検証」で映像検証を行い、NHKでは漁師の証言として疑惑レベルに留めていたこのヤラセを完全に立証し、更に流血イルカの映像自体がCGの疑いがある点を指摘したが、そのエントリーに映画製作現場関係者と見られる人物の英語の反論コメントが付いた。
この人物の主張は大まかには以下の二点である:
| 1. | 自然系ドキュメンタリーで全て本物の映像を撮影する事は不可能であり、ストーリーを再構成するためにドキュメンタリーでは在り合わせの素材が代用されるのは普通に行われる事で、これは映像で物語を表現する手法である。
|
| 2. | 細かい事実関係を指摘する事は些細な論点逸らしであり、それで太地でイルカが捕殺されている事実を相殺出来ない。
|
写真:『ザ・コーヴ』の流血イルカと女性ダイバーのシーンより
(OPS)
【続きを読む】
先日アマゾンジャパンが鯨肉の販売を停止した事件に対抗して、一人のアメリカ人がアマゾンに再考を促す署名活動を始めたという話を数日前に『ニュー速VIP底辺』さんよりご連絡を頂いた。
この動画では、米国の署名サイト「Change.org」からメリッサ・シーガル名義のメールで、アマゾンのCEOに対し鯨肉を永久追放しようという署名の案内が来たが、それに賛同しているのは全て日本人でない名前ばかりであり、外部者が日本人に対して何を食べるべきかを命令する権利はないと主張し、だからその逆の署名を始めたと説明されている。
しかしカルト的な熱狂的支持層を持つシーシェパードの動員力に比べて、日本で捕鯨問題は地味なテーマのため草の根レベルでの対抗もなかなか厳しいのが現状のため、当ブログでもその普及の手助けの試みとしてこの署名運動の内容の解説や、英語の署名サイトの使い方などに関するティップスをまとめてみた。
とある外国人がシーシェパードの圧力と戦う署名活動を始めてくれている (6'03")
2012年3月9日
今日、登録してあるChange.orgからEメールが来たんだ。ここは人権だとかその手のクソみたいな事やってるとこだ。参加してるのにクソとか言っちゃいかんな。
今日受け取ったのは署名のお願いだ。件名は「死んだイルカ」。リンク先にはこうあった:
「アマゾンジャパンが鯨肉等の商品を取り下げた」
で、署名活動の内容は、アマゾンの会長に鯨肉等の商品をアマゾンジャパンから永久追放するように働きかけるものだ。
私の返事はクソ食らえだ。なぜなら私達に日本人が何を食べるべきか、どのように生きるべきかなど命令する権利はないからだ。
それらの鯨肉類は全てにおいて合法的に処理されているし、絶滅危惧種でもない。何も問題はない。動物はある程度自分達で数を維持する能力がある。
それでこの署名運動にどれだけ日本人が参加しているのか見てみたんだ。そしたらメリッサ・シーガルという名前があった。どう見ても日本人の名前ではないな。
メリッサ・シーガル 太地町、太地町に住んでいるわけではなく滞在しているだけだ。つまりメリッサ・シーガルという人は太地町で現在漁師に嫌がらせ活動をしているマジキチ女ってこと。暴力でお縄になったシーシェパードのあいつと同じ。
とにかく、その署名運動に日本人として参加している人間の名前を見ていったんだ。リストにある名前はこうだ。ステファニー・カミンズ、クララ・ジャコブソン、ダナ・ディラン、ピコ・ロペス、メラニー・グレイグ・・・日本人なんていないじゃないか。
こいつらアマゾンジャパンで買い物なんてしないよ。自分はアマゾンジャパンを利用するけど、こいつらは絶対ありえない。
こいつらが日本人の文化を変えろとか、合法的商取引を規制しろだとか、いう権利は全くない。
そこで私は真逆の署名活動を行うことにした。日本に住んでもいない、アマゾンジャパンで買物もしない人間が口出す事ではない。
地球上には1億5千万のムスリム人口がある。千四百万のユダヤ人口がある。という事は、アマゾンは豚肉を売るべきではない。たとえ彼等がアマゾンで買い物をしなくてもだ。彼等によれば少数派が法律をコントロールすべきだからだ。だからアマゾンは豚肉を売らないでくれ。
それからヒンズー教は何人くらいだろう。このリストよりは多いはずだな。という事はアマゾンはビーフも売れないな。
本だってそうだ。ある人はコーランを売るなと言うだろうし、ある人はバイブルを売るなと言うだろう。言い出したらきりがない。
もしもこいつらの言うように他国の文化を無視してエゴを通すとなると何でも規制出来るようになる。
だから先に言ったように私は別の署名を始めた。
amazon.co.jp 簡単にタイプ出来るだろう。もしあなたが日本で商売しているのに日本人の文化を理解しようとしないなら出て行きやがれ。
理解ある業者に行くだけだ。ぜひ私の鯨肉商品復活運動に参加して下さい。日本の人口を考えれば結構な数になるはずです。
取り合えずそのサイトに行ってみよう:
http://www.change.org/petitions/protect-japanese-culture-restore-whale-to-amazon
- オリジナル:scottbaioisdead. "AMAZON.CO.JP REMOVES DOLPHIN, WHALE, PORPOISE DUE TO GAIJIN COMPLAINTS", YouTube, 2012/03/02.
- 日本語字幕版:SexyKunoichiMatsuko. 『【字幕】 アメリカ人が日本人のために署名のお願い』, YouTube, 2012/03/08.
- 転載:Vipteihen. 『とある外国人がシーシェパードの圧力と戦う署名活動を始めてくれている』, YouTube, 2012/03/09.
- 転載:yumeishinzen2. 『【字幕】 アマゾンが外人の圧力で撤去した鯨肉食品を復活させよう』, YouTube, 2012/03/09.
- 転載:TheDesertFox2009. 『【署名】アマゾンが不当に撤去した鯨肉食品を復活させよう【活動】』, YouTube, 2012/03/09.
- 転載:ボウズE (3EXP). 『アマゾンが外人の圧力で撤去した鯨肉食品を復活させよう。』, ニコニコ動画 (原宿), 2012年03月09日 21:14.
- 転載:ChickenGuard (31EXP). 『Amazonが外人の圧力で撤去した鯨肉を復活させよう』, ニコニコ動画 (原宿), 2012年03月09日 22:50.
- 転載:けのん (77EXP). 【字幕】 親日アメリカ人が日本人のために署名のお願い【拡散希望】, ニコニコ動画 (原宿), 2012年03月14日 23:16.
- 転載:jukenseitoudai . 『amazon japanに鯨肉を扱うなと圧力が!』, YouTube, 2012/03/14.
|
このメリッサ・シーガルとはシーシェパードの今年のコーブガーディアンズの第三期リーダーとしてスコット・ウェストの後を引き継いだばかりで、更にPETAのメンバーという筋金入りのヴィーガン活動家だ。
この動画を作ったのは日本では「スコットさん」として知られるディーン・アイヒラー (ScottBaioIsDead) 氏で、YouTubeチャンネルのプロフィールによれば彼は日本武道・忍術や日本文化の研究家で、これまでも忍術の解説動画や朝鮮忍者への反論など300本以上の動画をアップしており、忍具などの日本アイテムの販売サイト『小栗鼠屋真正忍具』を運営しているかなりコアな日本通のアメリカ人だ。
【続きを読む】
前エントリーでは、リック・オバリーの「セイヴ・ジャパン・ドルフィンズ」から太地町のイルカ漁監視に送られる「コーヴモニターズ」のティム・バーンズが、太地町近辺の牛牧場に行ったところ、死んだカラスが吊してあったとブログエントリーで書いていたため、それは実際はカラス型カカシであり、外国人活動家が勝手な想像で都市伝説をまき散らすのは彼等が日本語を解さない事と日本に関する知識が不足している事が原因だと指摘した。
前エントリーに関してコメント欄やその他の場で複数の方から情報提供を頂き、追加調査で幾つか判明した事があるのと、バーンズのエントリーのメイントピックの水銀汚染問題に反論をしていなかったので続編エントリーを書く事にした。
実際バーンズはエントリーで、その牧場には皮膚疾患の牛が大量にいて、太地のイルカ漁で獲れたイルカの肉の消費が落ち込んでいるために余った肉が飼料として牛に与えられているに違いないと、まるで牛が水銀中毒で皮膚疾患を発症しているような印象を読み手に与える根拠のない非科学的なレポートを書いていたため、今回はそれに対する突っ込みをしてみる。
【続きを読む】
リック・オバリーの『セイヴ・ジャパン・ドルフィンズ』から太地のイルカ漁の監視に派遣されている『コーヴモニターズ』のティム・バーンズが1月22日から太地町に滞在しているが、何やら面白いエントリーを書いているのでネタとして。
太地町のイルカ漁と言えば2010年漁期より太地町に来ていろいろ物議を醸し出しているシーシェパードのコーヴガーディアンズが知られているが、2010年10月にシーシェパードとの事実上の決別宣言をしているリック・オバリーは2011年期からは独自にコーヴモニターズを組織し、太地のイルカ漁を監視するメンバーを送り込んでいる。
とは言っても現地で両団体のメンバーは連繋しているので活動内容自体に明確な違いは見られない。
昨今は『ザ・コーヴ』のファンドレイジングでレースをやっているレイラーニ・ミュンターもコーヴモニターとして来ているなど、人数ではコーヴガーディアンズには及ばないものの昨年は5人、今年は11人来ている。
【続きを読む】
追記のお知らせエントリー
エントリー「『ザ・コーヴ』の調査」(2011-6-9) に以下を追加したので、リーダーズサイトや集積サイト経由の方が気付きにくいのでお知らせエントリーを立てる。
このエントリーでは『ザ・コーヴ』の米国公開の1年後の2010年8月26日に「SachemoV」名義のYouTubeチャンネルにアップされた、この映画の「テレビ番組『わんぱくフリッパー』のヒットでイルカ人気が高まり、欧米のイルカ水族館産業のイルカ生体捕獲の需要が高まったため日本の太地町でイルカ捕獲が始まり、販売用に選ばれなかったイルカは副産物として食肉利用するようになった」という主張は事実無根の虚偽であるという反論動画を扱ったが、不明だったこの動画の作者と思われる人物の書き込みを見つけたため以下に追記をした。
追記 (2012.3.5)
動画の作者のスタンス
YouTube上の動画やユーザーチャンネル「SachemoV」にはこの動画の作者に繋がる情報は提供されていなかったが、この動画の公表の3日後の2010年8月29日の日付で米国のイルカ保護団体の『海洋動物ウェルフェア』のウェブサイトにこの動画の解説文が掲載されており、恐らくこのジョン・ダインリー氏がこの動画の作者ではないかと思われる。
実際このダインリー氏は動画の作者を名乗ってはいないのだが、この解説の内容は動画の主張と基本的には同一でありながら動画よりも詳しい内容になっているため、作者以外が書いたとは考えにくい内容である。
この解説の基本的な主張は、追い込み漁で捕獲された鯨類が米国に輸入された事実はなく、『ザ・コーヴ』の「イルカパークの利用者が日本のイルカ漁を支えている」という主張が事実無根だという、動画と全く同一である。
このジョン・ダインリー氏は現在は動物学コンサルタントという肩書きだが、過去にはイルカやアシカの調教師、アザラシ飼育員、水族館マネージャー、動物園の動物行動課など、動物園・水族館や研究施設の現場のキャリア出身の人物の飼育動物のスペシャリストであり、基本的な立ち位置はオバリー氏の反水族館系の「野生に帰せ」という動物リベラルとは真逆の立場である。
また、ダインリー氏は追い込み漁に関して肯定的ではないが、それが食用であったり害獣駆除である点は認めなければならないというスタンスであり、イルカ漁擁護でもなければ反イルカ漁でもないという第三者の水族館サイドからのオピニオンである。
『ザ・コーヴ』と、水族館用に獲得された動物
海洋動物ウェルフェア 2010年8月29日
日本の捕鯨の村である和歌山県太地町で毎年行われるイルカ&クジラ漁を暴露する映画『ザ・コーヴ』は2009年に受賞したドキュメンタリーである。
追い込み漁は歴史的に新しい物ではなく、日本に加えてソロモン諸島、フェロー諸島やペルーなどでもこの方法で猟が行われる(又は行われて来た)。
太地の追い込み漁は350年以上存在して来たと考えられている。
実際『ザ・コーヴ』はこの論争の的になっている猟を初めて記録した物ではなく、それはナショナルジオグラフィック等の雑誌や1970年代半ばのジャック・イヴ・クストーのテレビシリーズなどで長年ハイライトされて来た。
その多くはこの猟の方法に関して懸念をし、その倫理性、道徳性、そして動物福祉の観点において疑問を呈していた。
しかしながら、論議の的になっているこの映画の一つの見地とは、近年はこの漁において小パーセンテージの動物が殺されずに、公共水族館や海洋パークで生きたまま展示されるために選ばれているという事である。
2007年 (『ザ・コーヴ』が制作された年) の公式記録では日本で1万3170頭のイルカと鯨が捕殺されている事が示されている。
そのうち1239頭が追い込み漁で捕獲され、90頭 (7.3%) が水族館用に生け捕りされている。
他の年の数字の変化に関してはこちらで見られる。
残念ながら、映画制作者側は水族館やパークへの動物の供給がこの猟の第一目的であり、それが無くなる事で猟自体が無くなると示唆している。
『ザ・コーヴ』の登場人物の一人が、イルカが動物園で人間に飼育される事に強烈に反対しているアニマルライツ活動家のリック・オバリーである事から、それは特に驚く事ではない。
更にこの映画は、猟で捕獲されたイルカが米国など世界中の国に運ばれ、そういったパークの訪問者が実際は日本のイルカや鯨の殺戮を支えている事になっているという、根本的に事実無根の事を示唆している。
実際、米国 (とヨーロッパ本土) で飼育されている一般的な鯨類の大半は飼育下の繁殖によって供給されており、従って野生からの捕獲によって動物を獲得する必要がない事が説明されるべきである。
太地などの猟で捕獲された動物は通常はアジアと中東の水族館に供給されており、近年でも2010年に日本の追い込み漁からトルコに15頭が輸入されている。
この数に加え、米国動物園水族館協会 (AZA)、欧州水生哺乳類学会 (EAAM)、国際海洋動物調教師協会 (IMATA)などの海洋動物飼育関係や、シーワールドなどのパークといった数々の動物学関係組織が、追い込み漁に反対しそれらを非人道的と見なすという声明を明らかにしている。
2011年時点で、米国では未だかつてたった一度だけ追い込み漁の動物が保有された事がある。
それは元々米海軍の海洋哺乳類プログラムによって香港のオーシャンパークから1987年に輸入されたオキゴンドウである --- 2000年にそれはハワイ海洋生物学研究所に輸送された。
追い込み漁で捕獲されたオキゴンドウを米国の海洋パークに輸入する試みが1993年にあったが、そういった操業は非人道的であるとみなした米国海洋漁業局によって阻まれ、それは追い込み漁による更なる動物を米国に輸入する事を事実上禁止する事になった。
またその他にも活動家達は、カリフォルニアのシーワールドが現在飼っているゴンドウクジラの一群に加えるために日本の水族館で飼育されているゴンドウクジラの輸入許可を得ている事を指摘した。
2003年に単独で座礁して救出されたこの動物が解放に適さないと考えられた物である事が指摘されるべきである。
この動物が計画的捕獲でも追い込み漁で捕獲された物でもない事が説明されるべきである。
『ザ・コーヴ』を観る人は誰もが以下の2つの事実を留意する必要がある:
(a) 日本の追い込み漁の第一の動機は「害獣駆除」および食料問題である。これらの動物は漁師の競争相手とみなされ、この猟は数百年も行われており、動物園や水族館用の動物は近年の開発でありその数は少なく、もしこれが停止しても悲しい事に猟は続けられるだろう;
(b) 1980年以降ヨーロッパ本土に、1989年以降米国に追い込み漁からの動物は輸入されておらず;これらの地域で展示されている動物は飼育下での繁殖プロブラムから来ている。
以下は、日本の追い込み漁とアジアや中東以外の水族館で飼育されている鯨類に関して、『ザ・コーヴ』の制作者などの不正確な言明に関する2部から成るコメンタリーである。
注記:『ザ・コーヴ』の日本社会への影響に関する興味深いオピニオン動画はこちら:
|
当ブログはテーマが分散するのを防ぐために関連情報は追記として追加する事が多いため、このエントリーは、リーダーサイトやユーザーリーダーやアンテナなど、エントリーの追記に気が付きにくいケースに対して表示されるために設けている公開期間限定の通知専用で、使用目的ごとに毎回内容を一新するため、ブックマーク、リンクやツイート、ブログ拍手等は元エントリーのURLの方でお願い致します。
|