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これは世界各地の自由チベット学生組織 (SFT) を中心に各国のチベット人組織や支援団体が主催している世界規模のイベントで、世界各地の50都市を5ヶ月かけて経由して、北京オリンピックの開会式の8月8日にインド側からチベット国境に到達するという計画です。 既にイタリア、ハンガリー、ドイツを経由し、それからロンドンとパリ、サンフランシスコ、インドのデリーは北京聖火と同じ日にかち合わせというのが既に経由済みで、その後はオランダ、スイス、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、カナダ、米国東部、メキシコ、ウルグアイ、オーストラリア、ニュージーランド、台湾を経てインド経由でチベット到達という予定で、残念ながら日本はルートに含まれていません。 これは日本では殆ど話題になっていないようですが、3月10日の灯火式の様子は以下のロイター通信のビデオニュースと記事で見る事が出来ます。 |
(このエントリーはシリーズの4本目です。最初のエントリーはこちら)
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チベット聖火リレーがギリシャでスタート (ロイター通信) Torch Relay Launched in Greece (Reuters) (2'00") 2008年3月10日 訳・字幕:Red Fox The original was posted on YouTube on 3/13/08 by Wangpo1 http://youtube.com/watch?v=iDdyDJWMv8c (テキストで見る) |
![]() ギリシャの私服警官から聖火を奪われそうになり揉み合いになる (tibetanfreedomtorch.org) |
さて、ロイターのビデオニュースでは「ギリシャ警察が介入してオリンピアの外で灯火式が行われていた」となっていますが、記事の方ではそこに複数の中国大使館員がいたとの証言が出ています。現場にいたチベット人側によれば中国大使館員など中国当局関係者が20人近くいたとの証言が出ています。
「チベット自由の聖火」の灯火式が遺跡内部で行われるのがオリンピアの地元警察に許可されず、それで遺跡の外で行われたという話なら、例えば遺跡保護の観点などなら理解出来ますが、しかしそこに中国大使館員がうろうろしてるとなると、かなり意味合いが違って来ます。
その灯火式の様子は、ギリシャ人ジャーナリストのマルコルム・ブラバント氏が取材して撮影したビデオで一部始終が見られますが、実際そこに中国当局関係者らしき人物がうろうろしている様子、灯火式自体が警察に中断させられている様子が映されています。
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オリンピアでの「チベット自由の聖火」の灯火式をギリシャ警察が妨害 Greek police break up Tibetans' Olympia torch ceremony (9'29") 2008年3月10日 訳・字幕:Red Fox The original was posted on YouTube on 3/10/08 by Brabantfeatures http://youtube.com/watch?v=hirfIaVm0bM (テキストで見る) |
![]() 女神を表すチベット人の女性達によって伝統の様式に乗っ取って灯火式が行われた (tibetanfreedomtorch.org) |
この取材を行ったブラバント記者は、この日は異様に中国系の人物がオリンピアをうろうろしていてそれらが観光客を装った当局者であったと指摘していますが、ここで「チベットは中国の一部だ」と発言している人物は中国文化省の職員らしいという事です。また同記者によれば、2004アテネオリンピック開催国のギリシャ側が中国をオリンピックパートナーと見なしていて不祥事を起こしたくなかった点、オリンピア市長が遺跡が政治主張に使われるのを快く思っていなかった点、それから中国は南ヨーロッパ進出を画策していてギリシャと良好関係を持とうとしている点などが指摘されています。
3月24日の北京聖火の灯火式の時に自由チベット学生組織のドルジ副代表が路上でギリシャの警察に拘束された様子を前回のエントリーで扱いましたが、その時にドルジ氏がメディアのカメラに向かってギリシャ当局と中国との癒着を強く主張していた伏線はその2週間前にあった訳です。
結局警察と中国当局者がいなくなった後に、ゴペ選手とドルジ氏が2人のみでオリンピアに入り、宣誓式をビデオ撮影してYouTubeにアップしています。ここで宣誓を行っているツルトリム・ゴペさんはスイス国籍チベット人の砲丸投げ選手で、2007年7月に8人のスイス系チベット人選手と共に「チーム・チベット」に参加しています。
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「チベット自由の聖火」が古代オリンピアを走る Tibetan Freedom Torch Lanched in Ancient Olympia (3'14") 2008年3月10日 訳・字幕:Red Fox The original was posted on YouTube on 3/11/08 by Students For a Free Tibet http://youtube.com/watch?v=ENf4p1GBeM8 (テキストで見る) |
「チベット自由の聖火」のルート
| 3月10日 | オリンピア&アテネ |
| 3月11-17日 | ローマ |
| 3月28日 | ブダペスト(ハンガリー) |
| 3月29日 | ミュンヘン(ドイツ) |
| 4月2-6日 | ロンドン |
| 4月7日 | パリ |
| 4月8-9日 | サンフランシスコ |
| 4月9-16日 | サンフランシスコからロサンゼルスまでマラソン |
| 4月17日 | デリー(インド) |
| 4月20日 | アムステルダム(オランダ) |
| 4月22日 | ニース(フランス) |
| 4月25-30日 | スイス |
| 5月1日 | コペンハーゲン(デンマーク) |
| 5月2-3日 | ノルウェー |
| 5月4-6日 | ストックホルム(スウェーデン) |
| 5月7日 | フィンランド |
| 5月9日 | ビクトリア(カナダ) |
| 5月10日 | バンクーバー(カナダ) |
| 5月11日 | カルガリー(カナダ) |
| 5月16日 | モントリオール(カナダ) |
| 5月14-15日 | オタワ(カナダ) |
| 5月17-18日 | トロント(カナダ) |
| 5月19日 | Mt モナドック(米国) |
| 5月20日 | ニューヨーク(米国) |
| 5月21日 | フィラデルフィア(米国) |
| 5月22日 | ワシントンDC(米国) |
| 5月24日 | ボストン(米国) |
| 5月31日-6月1日 | ミネアポリス(米国) |
| 6月4-6日 | メキシコシティ |
| 6月7日 | ウルグアイ |
| 6月9-14日 | オーストラリア |
| 6月24日-7月1日 | ニュージーランド |
| 7月3-6日 | 台北(台湾) |
| 7月7日-8月7日 | インド各地 |
| 8月7日 | チベット |
関連サイト:
・チベット自由の聖火ウェブサイト (英語)
余談:
最近はビデオに字幕をつける都合上YouTubeの方にビデオをアップしていますが、そうすると中国人らしき人物から凄まじいコメントがついたりします。その他でも、特にチベット関係のビデオには凄まじい汚い言葉の罵倒と中傷のコメントがついているのをよく目にします。
そこに殆ど共通しているのが、異様なまでに感情的で被害者意識の塊のような内容ですが、これまでチベット問題以外でもYouTubeでとにかく口汚いコメントを見ると圧倒的に中国人が多いのは、これは彼等の文化なのか何だかよく分かりませんが、ここまで叩かれ慣れて来た日本人と比べて中国人は何とも忍耐がないと言うか、言われたら罵倒と中傷するしか能がない、問題を解決しようという努力のかけらもなく開き直るだけの人達です。
これは結局北朝鮮と同じような一党独裁の共産主義国家のお決まりキャラのようですが、政府だけでなく国民一人一人がこういう事だから、共産圏が崩壊してまだなお中共が健在だという、結局それはあの病的な民族意識に支えられているのだなと、ここの所のチベット問題を見ていて実感しました。
参考までに私のビデオに1人典型的な中国人のコメントがついているので、その訳を紹介します。
もう一度言う。覚えておけ。世界をコントロール出来ると思うな。あなたが信じる「繁栄」が全ての人に幸福をもたらすものではないのだ。あなたが理解すらしようとしない人達に幸福などもたらさない。 http://jp.youtube.com/comment_servlet?all_comments&v=vDbyjHkejEI |
特集『自由チベット学生組織』
1. エベレストに「Free Tibet」横断幕 自由チベット学生組織の抗議活動 (2008.3.26)
2. 万里の長城に「Free Tibet」垂れ幕 自由チベット学生組織抗議活動 (2008.3.29)
3. 自由チベット学生組織、IOCのロゲ会長に直談判 (2008.4.1)
4. 「チベット自由の聖火」がオリンピアを走る (2008.4.18)
関連サイト
・チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン
・Students for a Free Tibet : SFT (Boblog 2007.8.27)
・SFT Japan 新
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