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動画![]() 『人体展:彼等はどこから来たのか』 ABCニュース報道スペシャル『20/20』 2008年2月15日放送 (18'46") 訳・字幕:Red Fox |
まずABCニュースの記事。後半で言及されているペンシルバニア州ピッツバーグのカーネギー科学センターは、2007年10月から今年の5月にかけてプレミア社の『BODIES...The Exhibition』を開催した博物館で、このABCニュースの一連の報道がされていた時点でまさにリアルタイムで人体展を開催していた訳であり、ABCの報道以降この時期にアメリカの地元メディアでも随分とABCニュースの番組に関する記事が書かれています。
![]() 『20/20』の報道を受け、議員達が人体展への徹底調査を議会に要求 ニュージャージー州の議員が米国司法長官に調査を要請
アンナ・シェクターABCニュース 2008年2月20日
クリストファー・スミス議員(ニュージャージー州)は、プレミア・エキシビション社の展示における、「プラスティネーション」という処理によってシリコンに浸けられプラスチック化した中国からの「引取人のない」死体に言及し、「処刑や拷問の痕跡が認められる」と述べた。 長年の間中国の人権問題に取り組んで来たスミス議員は、「注意を払うべき問題がある。特に囚人の処刑と人命尊重の欠落した全体主義の独裁体制から来る問題である」と語った。 スミス議員は海外問題委員会に対し議会公聴会を正式に要請するとし、「早急に (展示会の) 一時停止処置が必要であり、これは何かが非常に間違っている」と述べた。彼は米国司法長官に対し、展示会に出されている人体がどのように入手されたかの調査を促す書簡を作成中との事。
プレミア社は展示に死刑囚の死体を用いてはいないと主張、教育と研究目的のための引取人のない死体を使う事は米国と中国の両国で普通の事であるとしている。 プレミア・エキシビション社のアニー・ゲラー代表はABCニュースに対し、中国人の提供業者から入手した死体の一部が死刑囚のものである可能性があると聞いて仰天したと語った。 ゲラー代表は、彼の医療スタッフがそのような証拠を見た事はなく、その取引業者が「大連医科大学を通過した人体はすべて合法的で引取人のないもの」と保証したと主張している。 スミス氏は、展示会の死体には第三者の専門家チームによる身元の確認を義務づける法案を作成中だという。 今月初めにはカリフォルニア州下院で、展示に用いられる人体のそれぞれの身元の説明を展示主催者に義務づけるという同様の法案が通過し、3月には上院で審議される。 法案を提唱したフィオナ・マ (馬世雲) 議員 (サンフランシスコ) は、『20/20』による報道以来メールや電話が殺到していると語った。 マ議員は「人々はこのような事が起こっている事に対して怒りを持っているが、責任逃れの返答しかない」と述べ、金曜日以来様々なウェブサイトにこの問題をポストした大人数のブロガーの動向を彼女のスタッフがチェックしていると付け加えた。 議員達が人体展の規制の準備に取りかかっているが、多くの博物館センターはプレミア・エキシビション社とその人体ショー『BODIES...The Exhibition』の側に付いている。 『20/20』の報道の後、カーネギー科学センターは、ピッツバーグに『BODIES...The Exhibition』を誘致したその役割を誇り、人体展に関して「強力な教育的経験である事に疑う余地はない」との声明を発表している。 カーネギー科学センターの博物館は、「20/20の報道において信用に価する新たな情報は何もない」とし、「視聴率の調査期間に視聴者を誘導するためにセンセーショナルに演出された」報道であると付け加えた。 カーネギー科学センターが『BODIES...The Exhibition』の展示を決めた時に辞職した元職員は、『20/20』の報道以降のここ数日の間に圧倒的な支持を得たと語った。 カーネギー科学センターの元科学教育コーディネーターのエレイン・キャッツ氏は、博物館が人体展を開催する事をモラル的見地から止めさせるように試みたと語った。 彼女は2007年6月に辞職し、中国から来た引取人のない人体を展示に用いる事の倫理的問題に対する一般からの疑問に応えるためのオンラインの『バーチャル・ピケ隊員』を始めた。 ABCニュースの報道以来、彼女のウェブサイト『人体展へのバーチャル抗議サイト』(Anti-BODIES Virtual Protest Site) のアクセス数は爆発的に増え、現在は200人を越す『BODIES...The Exhibition』ショーのバーチャルピケ隊員がいると言う。 Schecter, Anna. "Lawmakers Call for Congress to Probe Bodies Shows in Wake of '20/20' Report". ABC News, February 20, 2008. [魚拓 1 2 3]
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ABCニュースの2月15日の報道スペシャルから5日、大手メディアの特集番組によるスクープは社会的影響が随分大きい事が伺えます。
対して、カーネギー科学センターの声明はABCニュースの報道内容の全否定。これは10月から5月までの8ヶ月間の展示会のまっただ中の2月の時点での声明であり、イメージダウンによって展示会が損失を被って中止に追い込まれるような事態を避けるためにも嫌疑が確定しない限りはこういうコメントにしかならないでしょう。しかし問題の死刑囚の死体の使用の疑惑に関して「報道は信用出来ない」で片付けるだけで、何らその根拠を提示出来ないという始末で説得力は全くなし。それを証明出来る立場にないなら余計な事は言わない方がいいというもの。
この大連プラスティネーション社からプレミア社への人体流通ルートに関する報道はABCニュースの独自取材をソースとしているため、米国の他のメディアの報道もABCを情報ソースにしている状態であり、その補強情報となるのが中国側の資料となりますが、前エントリーで紹介した呉弘達氏のエッセイなど、このニュースに関しては米国の反共系メディアやジャーナリストが盛んに扱っているのを見る事が出来ます。
しかし反共系メディアの場合は中国共産党へのネガティブキャンペーンがその活動の第一義であるという性格上、ソースの明らかでない情報など信頼するには心許ないケースも少なからずあるのが現状で、単独ではどこまで信用していいのかという難点はあり、尤も反共メディアに限らず、いずれにしても単独情報では信頼性が落ちるというのが常識ではあります。
しかしこの人体展関連の報道に関しては、西側大手メディアのABCニュースの報道と反共系メディアの記事内容につじつまが合う点が多々あり、米国側の報道では余り触れられていない中国国内での情報に関して随分と補足情報となり、両方併せると構図が見えて来るという点から、当ブログではABCの報道+関連中国語記事というペアでエントリーにしています。
例えば、前回のエントリーで紹介した『観察』と『看中国』に掲載された呉弘達氏の中国語記事で、ABCニュースでは言及されていなかった中国国内の独自の展示会の存在、それを取り仕切る隋鴻錦氏は中国におけるプラスティネーションの権威的人物で米国でも人体展を開催、またABCニュースに死刑囚の死体の取引写真を提供して人体闇市場の証言をした人物は隋鴻錦氏の元助手であった点などの情報を見る事が出来ます。
![]() 李天笑氏 (大紀元時報) [a] |
更に、ABCニュースではハーゲンス氏の証言として「処刑の痕跡の可能性のある人体を火葬処分した」と言及されていた件がここではもう少し突っ込んだ内容で、『Body Worlds』の展示会において銃弾痕のある人体標本を発見して回収した事があると、よりセンセーショナルな記述になっています。
『正義中国国際連盟』はパリに本拠地を置く中国の人権問題を扱う、国際連合人権高等弁務官事務所、アムネスティ・インターナショナル、人権の聖火リレー、法輪功人権などと提携しているNPO団体。
NTDTV (新唐人電視台) はニューヨークに本部を置く反共系放送局。
![]() 米国はなぜ「中国人人体標本展」を禁止しなければならないか 李 天笑 正義中国国際連盟/中国語版大紀元時報 2008年2月19日
この数年来、中国から来た人体標本展示の広告を米国の各都市で見かける。ドイツ人のハーゲンス氏とその弟子の大連医科大の隋鴻錦氏が創始したプラスティネーション人体標本展が、相前後して米国と中国の数十の都市を巡回して金儲けをしている。展示されている人体標本は全て中国から来たものである。[脚註10に戻る][脚註15に戻る] 『中国人人体標本展』は低俗層の好奇心を満足させ、米国の主催者に大儲けをさせている。隋鴻錦氏と協力しているのは米国のプレミア・エキシビション社で、既に米国やその他の国での展示会で3500万枚の入場券を売り上げている。チケットは推定平均20ドルで、収益は総額7億ドルに達し、その利潤の85%が中国側に帰する。 [脚註14に戻る] 人体標本展の成功は中国人のイメージの低下を代償とするものである。中国人の老若男女の皮膚を剥がれた標本が、様々な奇異なポーズで、筋肉、臓器や血管が露出し、身体と脳が木の幹のように切断されており、これは芸術的美観の値打ちは皆無である。死体標本は一般民衆の前で吐き気と恐怖を起こさせるだけで、全くその本質となるべき「教育」効果を果たす事など出来ない。医大生はプラスティネーション人体標本によって解剖実践知識を得る事など出来ない。 米国はなぜ『中国人人体標本展』を禁止しなければならないのか? 米国では当然この中国の自虐行為を禁止する特別立法は出来ないのである。米国では法律上は展示が“芸術”か“科学普及”かを考慮はしない。甚だしきに至っては米国では展示が商業的営利目的である事も問題ではない。米国で問題になるのは人権で、それは世界の普遍的人権であり、問題は人体標本処理が人権侵犯であるかどうかである。 よって、米国は人権重視に対して十分に体現しており、人権を人種や国家を越えた概念とみなしている。人体や臓器の不法取引の犯罪性質や権利を侵害された者が中国国籍であるどうかは問題ではない。人間に対しては、死後の身体の処置権は人権の延長であり、これが踏みにじられてはならない。『権利の章典』、つまり米国憲法の修正第1〜10条は最も基本的な人権を保証している。そのうち修正第五条では「何人も同一犯罪について、重ねて生命身体の危険に臨ましめられることはない」[1]と規定している。 また米国は、本人の同意の有無の如何を問わず、被保護者に対する身体の切断、医学的または科学的実験及び移植のための組織又は器官の切除を行う事[2]を禁じる『ジュネーブ条約』1977年追加議定書の規約の規定を厳守している。1984年の『国家臓器移植法』(National Organ Transplant Act) および1987年の『統一死体提供法』 (Uniform Anatomical Gift Act) で、人体器官の売買の禁止を更に明文化している。これらの法律によって原則、『中国人人体標本展』には少なくとも4つの違法嫌疑が存在する。 第一に、死体の出所が不明確である。死体標本には間接的な英文の説明があるのみで、本人又は家族からの寄贈の証明、或いは死者の身分を証明する書類が存在しない。中国が毎年大量の処刑を行っている事実を考慮すれば、人体標本の出所の合法性に対する懐疑が生じるのである。 第二に、米国側は中国側の説明が不明確であり責任のなすり付けを行っていると主張。死体は大連医科大学所属の生物プラスティネーション研究室から来ていると米国側は主張、しかし大連医大の学長は大学がこれまでいかなる企業の公開展示用に死体を提供したとの疑いを断固として否定。ABCニュースの記者は大連で実地調査を行い、大連医大から数十キロ離れた郊外にある一つの荒廃した倉庫で作業を行ういわゆる「大連医科大生物プラスティネーション研究室」を訪ねた。米国税関に発送される人体標本は書類上は「プラスチック模型」として申告されていた。 第三に、中国が死刑囚の死体を使用している事は疑う余地のない事実である。大連医科大の隋鴻錦氏の下で働いていた元職員は、処理した死体のうち少なくとも1/3が死刑囚のものだと証言している。人体プラスティネーション技術の発明者であるハーゲンス氏本人が死刑囚の死体を受け取った事や、展示会上で弾痕のある標本を発見して回収した事があると認めている。かつてハーゲンス氏の下で働いていた元従業員は、各病院をまわって「引取人のない」死体を購入していた事を証言し、手縄を解かれていない死刑囚の死体を処理する医療関係員の何枚もの写真を提供した。 最後に、死後身体を提供する事は中国伝統の習俗とは異なる。人体器官の展覧を禁ずる法案を提出したカリフォルニア州の華僑議員の馬世雲氏は、中国では臓器や遺体を献体する事は滅多になく、中国人は完全な遺体を望むために完全な形で埋葬されるのが普通であるとし、「皮膚を剥がれて臓器を露出し人々に鑑賞されるような展示に自分の身内を提供したい遺族がどこにいるのか、自分自身が一人の華僑としてそんな事はにわかに信じがたい」と語った。 それでは、自らの意思で献体した出所の確実な死体なら人権問題は存在しないのか? それは違う。完全に商業的な展示会なら、医学への貢献や他人の生命を救うための献体の意思に完全に背く事になる。同時に、(皮膚を剥ぐなどして) 人体の個性を取り去ってプラスティネーション処理する事は、“人間性”を“物”にする行為であり、豚か犬と何ら変わらない産業処理である。それは死者に対する最大の冒涜なだけでなく、身内に対する遺族の弔いと追憶に対する最大の愚弄である。 急成長した「中国の死体ビジネス」と奇怪な「中国人人体標本展」のような物がなぜ横行しているのか。重要な事はその関係者が中国政府の各部門から通行証を取得している事であり、甚だしきに至っては協力を得ている事である。中共にも表向きには死刑囚の臓器問題の規範となる法律があるが、事実上は中国は2006年以来世界第二位の臓器移植大国である。中国衛生部長は絶大多数の臓器が死刑囚のものであると認めている。中国では毎年数千人を死刑に処し、大量の法輪功学習者が失踪している。 北京オリンピックが近づくにつれ、中国の人権問題は日に日に人々の関心を得ている。ハリウッドのスピルバーグ監督やオーストリアの芸術顧問の辞退は中国の人権問題とは無関係で、中国はスーダンを気にする必要はないと言う人もいるが、今回の米国の議会、司法やメディアによる中国人体標本展の死体の出所に関する調査は、中国の深刻な人権犯罪状況を表しているのではないか? |
人体展には複数の団体と展示会があっていろいろややこしいのと、ABCニュースと反共メディアを合わせてみて初めて見える事もあるので、ここまでの経緯をここで整理してみます。
情報というものは、複数のソースの内容に矛盾がなく一貫性がある時にその信頼度が高くなります。前エントリーでは、隨鴻錦教授とプレミア社の直接の繋がりと、隨教授の元助手が死刑囚の銃殺死体の取引に関わっていたという点から、単純確率で「プレミア社の人体展の1/3は死刑囚」という類推が成り立つという結論を既に出しました。
そこに今回の情報を加えれば、米国での展示会のイニシアティブを握っているのは中国側で、人体に関する故人の同意の有無や死因などの書類を中国側が提供していない事、それから発明者のハーゲンス氏の市場を乗っ取る形での中国人主導のバッタ屋人体展が国際的に跋扈している構図が見えて来ます。
いずれにしてもプレミア・エキシビション社の人体展に中国の死刑囚が用いられていた可能性に確信があるからこそ、アメリカの議員や検事総長が表立って動き出したと、そういう事なのでしょう。
李天笑氏の記事で一部気になった部分を抜粋します。
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カリフォルニア州の華僑議員の馬世雲氏は、中国では臓器や遺体を献体する事は滅多になく、中国人は完全な遺体を望むために完全な形で埋葬されるのが普通であるとし、「皮膚を剥がれて臓器を露出し人々に鑑賞されるような展示に自分の身内を提供したい遺族がどこにいるのか、自分自身が一人の華僑としてそんな事はにわかに信じがたい」と語った。 (皮膚を剥ぐなどして) 人体の個性を取り去ってプラスティネーション処理する事は、“人間性”を“物”にする行為であり、豚か犬と何ら変わらない産業処理である。それは死者に対する最大の冒涜なだけでなく、身内に対する遺族の弔いと追憶に対する最大の愚弄である。 |
それにしても、中国人がこういう事を書いていると、屠城やの歴史を持ち、大山事件や通州事件など日本人襲撃殺害事件で徹底的な肉体破壊を行った70年前の中国人を思い出しますが、それに関連して昨年大山事件のエントリーで以下のように書いた事があります:
| このような肉体破壊系の殺害方法は、中国においては「処刑」の意味を持っており、また身ぐるみ剥がすという行為は死者を辱める事であり、また通州事件と同様に戦利品の略奪という盗賊行為は勝利の証である |
そう言えば、前エントリーの呉弘達氏の記事では、中国の死刑に関して「司法警察は特殊銃弾を用い頭部を往々にして粉砕、頭の半分が消し飛ぶに至る」と書かれていますが、博訊新聞などに掲載されている中国の死刑執行写真を見ても、ことごとく頭部が吹き飛ばされているものばかり。単なる殺害目的ならわざわざ頭部を吹き飛ばす必然性はない訳で、これは刀が銃に変わっただけで、打ち首の儀式に見えます。
李天笑氏の記事を見ても、「死者への冒涜」という概念は中国人も非常に強く持っていると思われますが、中国において「肉体破壊」という行為は“人間”を“物”にするという明確に死者への冒涜を意味し、体を切り刻まれ皮膚を剥がれて展示されるという事自体が彼等にとってはまるで、公衆の面前で切り刻まれる清朝時代の『凌遅刑』のような「晒し者」と受け取られるのかもしれません。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
献体したいと思う人は見世物の様にポーズをとらされる事に日本だと多分同意はしないでしょう。
「正義中国国際連盟」がフランス本拠地というのも、さすが自由革命発祥の地ですね。日本でも誠実を盾に「偽証中国国際連盟」を作り、国際的包囲網で膨張する中国を押さえれは゛近隣諸国は平和になれます。
それにしても、「余談」を読むと、生き返るのを恐れて粉々に破壊するかの様です。
献体した遺体がポーズを取らされて展示をされるという事は、例え本人がいいと言っても遺族がそれを受け入れるのは難しいだろうというのは日本の場合顕著だと思います。
そもそも死体にポーズを取らせるという事自体が、ハーゲンス氏がプラスティネーションの成果を見せたいという発想から始まっていて、ハーゲンス氏自身がテレビ生中継で人体解剖を行ったりとセンセーショナルなイベントを好む人物であって、ここら辺の展示会の写真を見ているとそれが年々エスカレートしていると言うか、いささか悪ノリにも見えなくもないですね。それが医学への貢献であるかと言うと、ポーズを取らせる事そのものは何の意味も持たないと思います。
海外の反共団体はその多くがアメリカのニューヨークかカリフォルニアに本部を置くものですが、その次辺りに来るのがフランスとイギリス辺りではないかと思います。
日本と中国の死生観の違いが見られる面白い例では『牡丹燈籠』の日本版と中国版の違いがあります。日本では新三郎がお露にとり殺される所で終わるのに対し、中国版ではその後二人が悪鬼となり、最後に罰せられて拷問を受け地獄に落ちる所で終わります。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001078/files/4999_12230.html
日本の場合は取り合えずお祓いするか成仏させるかという展開なのに対し、中国では死霊も罰する対象なのでしょうか。
ご無沙汰してます。
支那の価値観の一つに善人は死んでも善人のまま、悪人は死んでも悪人のままという
永久に生前の評価を押し付けるのがありますね。
これの質の悪いところは無実の罪で死刑にされた人間も
支那蓄にとっては極悪人に当たるので遺体をどう扱おうが構わないと言う無茶苦茶な事です。
実際文太さんの調べでも出ている通り法輪功の人々の死体が
使われている可能性が高いです。
それにしても支那蓄は本当に人間なのかと毎度ながら疑いたくなります。
「悪人は死後に裁かれる」という概念は、日本にも閻魔大王があるなど、これは比較的世界共通のようではあります。でも中国に死者の尊厳の概念がないかと言えば四川大地震の例を見てもそういう事は全くなく、むしろ強烈に持っているからこそ冒涜行為も強烈に出て来ると、そんな風にも見えます。
一方で李天笑氏の記事には死体を“物”として扱う事に中国では抵抗が強いという興味深い記述がありますが、これは恐らく儒教の影響であり、中国で死刑囚の死体の商業利用が暗黙の了解を得ているのは、文革期に徹底的に儒教を弾圧した中国共産党体制が原因というのが、大紀元などの反共メディア辺りの主張ではないかと思います。
法輪功の件はこれまでも反共系メディアは盛んに取り上げてはいますが、西側メディアへの浸透はまだそこまでは高くはないようです。それが今後どういう動きになるかですね。
Author:岩谷文太
米国在住。主に海外の英文記事や中国語記事から得られる情報をまとめています。
タイムリーなニュースの話題よりも、調査系の規模の大きなエントリーが多いため数を絞っており、気が向いた時にしか更新しないのでたまに覗いてみて下さい。
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