Red Fox

読まずにレッテル貼りをする人は出入り禁止

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なぜ中国人は桜に敏感か サーチナの【中国のブログ】より

 中華系の日本語メディア『サーチナ』の【中国のブログ】というコーナーを最近よく見ているが、これは中国語のブログや掲示板から毎日1エントリー前後を日本語に翻訳して紹介しているもので、これは恐らく翻訳されて日本で紹介されるという前提では書かれていないものであり、中国人の比較的本音や生の声が見られる興味深いコーナーである。

 またこれは日本のYahooニュースとリンクしていて、読者コメントが書き込めるようになっている。

 それで、一体何が興味深いかと言うと、ここで紹介されているブログエントリーの多くが揃って、中国人の自戒的な物言いで中国人の悪い所を指摘して日本を見習えという論調のものであり、これは恐らく100ある反日ブログエントリーの中に1つはあるかもしれない親日系を選んで紹介しているものと思われるが、それにしても結局のところ自戒的な文面の中に日本への対抗意識や高慢さが滲み出ていたり、好意的に日本を見ているにもかかわらず中国人特有の強烈な思い込みによる日本像の域を出ていなかったり、噂や風説や誤報など間違った情報を前提で書いているものが多いという印象である。

 以下の記事は、先月湖北省武漢の武漢大学で日本の着物を着て桜見物に来た中国人母娘が学生に罵倒された事件に関して、なぜ日本で桜が愛されるのかを分析しているエントリーで、それが日本に関する知識不足からことごとく誤認と思い込みのみで書かれている頓珍漢な内容になっているという一例である。

写真:4月4日、四川省成都の塔子山公園の満開の桜 (成都買房人的博客)





【中国のブログ】日中で違う桜への思い「なぜ中国人は桜に敏感か」
サーチナ 2009年4月6日10時30分配信


春が訪れ、桜が咲き誇っているが、中国では桜は日本を連想させる植物であるという。このブログは中国人はなぜ桜に敏感で、日本人はなぜ桜を愛巣の課を考察するものである。[魚拓]
 春が訪れ、桜が咲き誇っているが、中国では桜は日本を連想させる植物であるという。このブログは中国人はなぜ桜に敏感で、日本人はなぜ桜を愛巣の課を考察するものである。以下はそのブログより。

 友人や家族と一緒に桜鑑賞に行ってきた。桜園には私達以外にも多くの人が鑑賞に訪れており、非常ににぎやかだった。

関連写真:そのほかの中国人に映る日本に関する写真

 美しく咲き誇る桜を見ていると、先日武漢大学で発生した事件をふと思い出した。その事件とは武漢大学で和服を着た二人の女性が、周りの人間から「出て行け!」と追い立てられたというものである。

 この事件に対し、中国のインターネット上では「それでこそ愛国だ」という意見が主流となっており、「これが民族的気骨」だとする者も存在した。

 なぜ中国人は桜に敏感で、日本人は桜を愛すのだろう?桜は花が咲いて散るまでの期間は非常に短い。桜の美しくも儚い散り際が「凄惨・悲壮・感傷的・献上」などの思いを抱かせるのだろう。

 また、桜は武士道とも深い関係がある。武士道とは自由や民主といったものに命を捧げるものではなく、天皇に忠誠を尽くすものである。美しくも儚い桜に自分たちの人生を重ねていたのだろう。

 また、第二次世界大戦では無数の日本人青年たちがその犠牲になり、日本人に深い傷をもたらした。桜も「散華」という言葉とともに軍国主義を連想させるとして、日本各地で乱伐の憂いにあった。現在、日本各地の桜の多くは戦後に改めて植えられたものだと言う。

 第二次世界大戦から60数年が経過したが、桜は何も変わらず、変わったのは人間である。未だに数多くの問題が存在するものの、私は桜に対し、「儚い人生なのだから、皆が楽しく友愛に溢れた生き方ができるよう」諭す存在であって欲しいと思っている。

 周恩来が日本に留学していた当時、自ら桜を植えたことがあったという。その桜は後から「周桜」と名づけられたそうだ。周恩来は日中両国の人民に対する輝かしい未来を願いながら、日本の土地に桜を植えたのだと、私はそう信じている。


(出典:成都買房人的博客 意訳編集)

 写真はイメージ。北京の公園で咲き誇る桜を見に訪れた人々。(編集担当:畠山栄)

(漢字変換ミスは原文ママ。原文は後に訂正。魚拓参照)

 ここで「意訳編集」と書いてあるのは、元サイトの文章から若干カットがあったり順序が入れ替えられるなど編集が加えられているという事である。

 記事中には元サイト『成都買房人的博客』のリンクが提示してあり、作者は「左有松」という名前と写真が出ているので、文責はしっかりしている記事ではある。[魚拓]


武士道は天皇に忠誠を尽くすもので、儚い桜は軍国主義を意味する?

 突っ込み所は言うまでもないが、どうして桜と武士道と天皇が直結しているのかが意味不明である。武士道は天皇どころか主君への忠誠を説いたものではないし、忠誠とはむしろ中国で廃れた儒教の影響である。

 どうも本居宣長の「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜かな」、『葉隠』の「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」と、それから新渡戸稲造の「武士道とは日本の象徴である桜花に勝るとも劣らない。日本の土壌に固有の華である」がゴチャゴチャに混ぜられて突然変異を起こしているようだ。

 本居宣長は大和心を桜に例えたものでもそれが「儚く散るもの」ではなし、『葉隠』に関しては「己の生死よりも正しい決断をせよ」の意味であっても「忠誠に死ね」ではなし、そして新渡戸稲造はその気品、純真さ、質素さ、そして運命に逆らわないとの意味で桜に言及したものであり、そのどこがどうなったら「忠誠のために美しく儚く散る」のが武士道になっているのか?

サクラは「大和魂」の典型
新渡戸稲造『武士道』より 奈良本辰也・訳

 マッシュー・アーノルドが定義したように宗教が「情念によってひきだされた道徳」にすぎないものであるとすれば、武士道はまさしく、宗教の列に加えられるべき資格を有する道徳大系に他ならない。
 本居宣長は、
 しきしまのやまと心を人とはば
 朝日ににほふ山ざくらばな(肖像自讃)
と詠んで日本人の純粋無垢な信条を示す言葉として表した。

 たしかに、サクラは私たち日本人が古来からもっとも愛した花である。そしてわが国民性の象徴であった。
 サクラの花の美しさには気品があること、そしてまた、優雅であることが、他のどの花よりも「私たち日本人」の美的感覚に訴えるのである。
 私たちはヨーロッパ人とバラの花を愛でる心情をわかち合うことはできない。バラには桜花のもつ純真さが欠けている。
 それのみならず、バラは、その甘美さの陰にとげを隠している。バラの花はいつとはなく散り果てるよりも、枝についたまま朽ち果てる事を好むかのようである。その生への執着は死を厭い、恐れているようである。しかもこの花にはあでやかな色合いや、濃厚な香りがある。これらはすべて日本の桜にはない特性である。
 私達の日本の花、すなわちサクラは、その美しい粧いの下にとげや毒を隠し持ってはいない。自然のおもむくままにいつでもその生命を棄てる用意がある。その色合いはけっして華美とはいいがたく、その淡い香りには飽きる事がない。

 では、このように美しく、かつはかなく、風のままに散ってしまうこの花、ほんのひとときの香りを放ちつつ、永遠に消え去ってしまうこの花が「大和魂」の典型なのだろうか。
 日本の魂とはこのようにもろく、滅び去ってしまう運命にあるのだろうか。

新渡戸稲造 (奈良本辰也・訳). 『対訳・武士道』. (三笠書房、2004), 71.

 「儚く散る」に関して少なくとも新渡戸は肯定的ではない。


 「散華」にしても、例えばスペースシャトル爆発事故で死亡した乗組員が米国の国家的英雄としてアーリントン国立墓地に祀られるのと同じような話である。


 それでもって、戦後には日本各地で桜が乱伐されたなど、そんな話は聞いた事もない。これは王朝が代わる度に破壊の限りを尽くしプロパガンダを徹底的に行い現権力の正当化をして来たむしろ中国らしい発想である。将軍が代わっても朝廷は常に続いて来た日本にそもそもそういう発想はないはずである。

 ソメイヨシノの寿命は60~80年程度だから、現在日本各地の桜の多くは戦後植えられたものであるのは当たり前だ。


 それにしても桜に至るまでどうして何でもかんでも「軍国主義」に結び付けないと日本を語れないのか。


周恩来が日中の未来のために日本で桜を植えた?

 そして極めつけは周恩来が日本で桜を植えたという話である。中国大使館のウェブサイトに以下の記述が:


「周桜」に息づく中日の友情
中華人民共和国駐日本国大使館
王浩=文・写真


今年「周桜」は31年を迎えた
 東京都八王寺の創価大学には、「周桜」と呼ばれる桜がある。これは、故周恩来総理を記念するために植えられたものである。

 1960年代、中国と日本の間にはまだ正式な国交がなく、周恩来総理は、両国関係の正常化のために努力を惜しまなかった。

 中日国交回復後の1974年12月5日の夜、周総理は病気を押して、2度目の訪中をしていた池田大作氏と会見した。

 会談の中で周総理は、「50年前、桜が満開のとき私は日本を離れました」と昔を振り返った。それに対して池田氏は、「桜が満開のとき、かつて住んでいらっしゃった所を再びお訪ねください」と言うと、周総理はこう答えた。「そうありたいのですが、おそらく実現は難しいでしょう」


「周桜」の下で書道を披露する、川尻恵美さんと阿納敦さん
 会談は30分ほどの短いものだったが、周総理の中日友好に対する熱意は、池田大作氏にとって一生忘れることのできないものになった。当時は、中日両国が国交を回復したばかりで、人々はどのように両国間の交流を進めていけばよいか分からなかった。

 中日両国の努力で、1975年、中国で最初の国費留学生6人が創価大学に留学した。池田氏は周総理を偲ぶ気持ちと中日友好の象徴として、中国の留学生たちに桜の植樹と、その桜に「周桜」と名づけることを提案した。


満開の桜のキャンパス
 1976年1月、周総理は亡くなった。そして創価大学の「周桜」は、周総理を永遠に偲ぶ象徴になった。

 1979年4月7日、周総理の生前の願いを実現するため、周総理の夫人、穎超さんが日本を訪問した。池田氏はその訪問にあわせて、「周恩来桜」「穎超桜」を植え、それらを「周夫婦桜」と名づけた。今でも「周桜」と「周夫婦桜」は、創価大学のキャンパスで咲き続けている。(以下略)

中華人民共和国駐日本国大使館 (王浩). 『「周桜」に息づく中日の友情』.
(「八王子」の漢字変換ミスは原文ママ)

 周恩来が桜を植えたのではなくて、創価大学の中国人留学生が1975年に植えたというのが真相である。

 周恩来が日本に留学したのは1917~19年で明治大学に通学。その後は京大の聴講生となり、清国の官僚地主の御曹司が酒浸りになった末に諭されて帰国という何ともお粗末な留学だったようである。
 勿論創価大学は当時存在しないし、中国高官でも何でもない当時若干20歳の留学生周恩来が日中の輝かしい未来を願いながら日中の架け橋になって桜を植樹したなど、そんな事がある筈もない。

 それにしても、一党独裁国家が自国の過去の指導者を美化しまくり、自国内の宗教は弾圧している国の大使館が、他所の国の一宗教団体をまるで日中友好の架け橋のようにウェブサイトで扱っている辺りが何とも異様である。


 全体的にはどこでどういう情報を集めたらこういう事になるのかが不思議なエントリーで、確かに本居宣長や新渡戸稲造や散華や葉隠辺りを全く知らなければこんな事は書けない訳であり、一種の日本愛好家というか日本マニアである事に違いはないかもしれない。
 しかし周恩来の件や武士道など非常にミスインフォームされた情報と思い込みで書いている部分が多く、親日派と言えどもネットデマやもとを取らずに思いつきだけで書いたような部分の多い、この情報のいい加減さも非常に中国的ではある。

 サーチナの【中国のブログ】に非常に多い論調は、現代の日本に好意的である理由として「日本は過去と現代で全く異なる国である」であるが、それは近代化と経済成長に浮かれている中国人自身を見ているだけに過ぎない。

スポンサーサイト

当ブログからの引用・転載に関して

当ブログはリンクフリーとしますが、引用や転載に関しては以下の条件においてフリーとします。条件を満たしている限りはその都度許可は必要ありません。

1. 引用元の明示(作者不明の怪文書として拡散しない)
2. 内容の改変をしない(改変する場合は改変者の責任における編集である事を明記)
3. 営利目的に用いない。

なお当ブログにおける記事、写真、動画資料などの引用はフェアユースの条件または権利者の了解において行っているもので、アフィリエイトサイトの場合は条件が異なります。それらの二次転載によって権利者とトラブルになった場合は当ブログとしては責任は負いかねます。

Under section 107 of the U.S. Copyright Act 1976, the fair use of copyrighted materials is not copyright infringement. Article 32 of the Copyright law of Japan allows published works to be quoted for news reporting, criticism and research purposes. This blog is non-profit and using materials for criticism and research purposes that fulfills the condition of fair use.

はてなブックマーク - なぜ中国人は桜に敏感か サーチナの【中国のブログ】より

コメント

矛盾が多いのですね

こんばんは。桜が満開になり、お花見だなんて思っているだけでしたが、中国人がどう思っているのかとても興味深く読ませて頂きました。こんな印象で見られているんですね。
日本の事をよく研究しているようで実はイメージだけのようですね。

創価大学の事もおもしろいです。どれだけ双方つながりが深いかよくわかります。
こういう記事を読んでそのまま信じる中国人もたくさんいそうです。日本人でもネット情報をそのまま受け取ったりするわけですから(私などもw)気をつけたいところです。

  • 2009/04/09(木) 23:04:54 |
  • URL |
  • きょーちゃん #OARS9n6I
  • [ 編集]

きょーちゃんさん

どうもです。
海外では「さくらさくら」が日本の歌として有名だから、だからそういうイメージも手伝っているんでしょうけど、日本に住んでいれば春に桜が咲くのは普通の事で季節の風景の一部ぐらいの話なんですけどね。

中国人と韓国人というものは、日本に対する近親意識がこちらが思っているより強いので、対抗心と親近感、尊敬と見下し、敵意と仲間意識がグチャグチャに混じった何とも気持ちの悪い感情を持たれていますね。特に中華思想が手伝って向こうは日本の事を分っている気になっていて実は何にも分っていないという、【中国のブログ】コーナーはそういう文章のオンパレードなので、一週間も見ればもうご馳走様という感じですw

中国で最初の日本への国費留学生が創価大学に来たという時点で、関係の深さは伝統的ですね。ただその話がどうして中国では周恩来本人が日本で植樹をした事になっているのかがまた不思議 (笑) そんな90年も昔の桜などとっくに寿命が尽きているでしょうに。

この『成都買房人的博客』を書いた人物も、日本好きとは言え日本語を理解しない限りはどこか他所で見たネット情報をそのまま信じて書いている可能性は高い訳で、こうしてネットデマは広がって行くといういいテンプレですねw

  • 2009/04/10(金) 08:32:43 |
  • URL |
  • 文太 #gJtHMeAM
  • [ 編集]

文太さん、こんばんは。

>武士道とは自由や民主といったものに命を捧げるものではなく、天皇に忠誠を尽くすものである。

国内でも、反国家主義者やジェンダー論の過激派が、学生相手に「野蛮なニポン」と一席ぶちたい時等にこの種の電波を発する事がありますね。まあ、希少種ではありますがw
武士道は対立する概念さえ含有する、要素の集合体だとなんどいえb(ry
武家社会に生きた人間達にさえ総括不能であった訳で、それを踏まえずに現代人が全否定の意思をもって武士道で作文をすると、必ず駄文になります。
なにしろ要素の集合体なだけに反証は幾らでも存在しますから、語り口が断定的であればある程に破綻が大きくなるという。

件の文章は、日本に特別な感情を持つ外国人がそれを実行すると、想像を絶した物が出来上がるという典型かと。天皇云々という後半部分よりも、むしろ前半にこそ凄まじさを感じます。
「自由や民主といったものに命を捧げるものではなく」って…いや、そこ、わざわざいらないからw
近代の概念と武士道を混同するなんて離れ業、誰がやらかすのかと。
どうやら、注意を促すべきであると筆者が大真面目に想定した読者にとって、自由や民主主義の歴史は大変に長い物のようです。お国には「無い」だけに、妄想が強いのでしょうか。
とりあえず自由・民主主義って言っとけば知的最先端、みたいなw

  • 2009/04/10(金) 22:40:58 |
  • URL |
  • ぐい呑み #-
  • [ 編集]

ぐい呑みさん

このテーマに関しては、私がどうこう言うよりもぐい呑みさんに語って頂いた方がよほどいいですよ (笑)

そもそも中国人の発想なので孔子とか老子でもイメージしているのかよく分りませんが、仰る通り武士道とは統一した哲学や思想とは言い難いのと、武士道そのものが日本人を総括したものというのも語弊があるし、そもそも時代劇のドラマチックな演出のイメージに支配されているのではないかと思えるフシがありますね。国内外問わずに (笑)

「自由と民主に命を捧げる」というのは、共産革命や文革のスローガンなのか、それとも天安門事件をイメージしているのか知りませんが、結局のところ対比として「帝制」を悪魔視する辺りは結局は自由を求めながらも共産政権を肯定するという典型的な中国人の発想の域を出ていないというか。

明治の武士道はキリスト教や欧米の影響を受けた要素もある訳で、それを自由と民主への対極として捉える辺りからして違うのではないかと思いますが。

  • 2009/04/11(土) 06:25:44 |
  • URL |
  • 文太 #gJtHMeAM
  • [ 編集]

中国人が桜について語るとは、意外でしたね。
それだけ桜には人を惹きつけてやまない所があるんでしょう。
武士道に関して言えば、これは生き方について語っていると個人的に思っています。
早い話が、「主君に忠実であれ。他者に迷惑をかけるな。他人に恥じない生き方をせよ。」という風に解釈しています。
現代では「主君」の所を「日本国」や「日本社会」に置き換えても十分通用するように思えます。
「他者に恥じない生き方」については、昔の武士は自分が悪くなくても、自分の未熟さがそのようなあってはならない事態を招いたのだから、そういう意味で自分の責任と捉えて腹を切っていましたしね。
今の日本の外交のやり方についても、日本に責任がなくても、まるで日本に責任があるように捉えて自虐的になってしまう傾向がありますが、そういう所でもやはり日本の武士道の面影が見えるような気がします。

  • 2009/04/11(土) 11:32:05 |
  • URL |
  • フェンリル #-
  • [ 編集]

フェンリルさん

桜は世界中にあり私の地元でも今丁度咲いているところですが、この写真のようなありふれたそっけない花です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Bird_Cherry

このエントリーのトップの写真は四川省の公園で満開の桜と説明されていますが、中国の桜もこの程度のようですね。

それに比べてやはりソメイヨシノなどの日本の桜は圧倒的に華やかなので、だからワシントンDCでも武漢大学でも名所になるという事なのでしょうね。先月事件の起きた武漢大学の桜は日中国交正常化の際に日本政府から寄贈されたとの事。

例えば新渡戸稲造の武士道でも生き方について書かれていますね。ただそこでも目上目下を問わず義を尊ぶとの事は書かれていても、むしろ主君であっても間違いは諭すのが本当の忠義であり、それは間違っても盲従ではないのですが、この中国人はその辺りを理解していない辺りがやはり先入観に支配されていますね。

日本はそもそも謙遜と謙りの文化があり、それを武士道と言うのかはよく分りませんが、一般的に「謙虚」というものは、少なくともアメリカや中国でも美徳とされており、それが日本独特のものではないのですが、むしろお約束的にこちらが折れれば相手も折れるとか、日本人の発言で特徴的なのが「自戒の意味も込めて」という言い方をする人が結構目立ったり、これは逆に言えば批判をかわすための防衛手段でもある訳で、日本人が必ずしも自虐的かというと、むしろ習慣的なものに支配されているような印象はあります。

むしろ他虐的な人がその対象を国内に向けるからその結果「自虐」になるというケースが多いですけどね (笑)

  • 2009/04/11(土) 15:53:45 |
  • URL |
  • 文太 #gJtHMeAM
  • [ 編集]

文太さん、こんばんは。

おひさしぶりです。

面白い記事およびURL紹介下さってありがとうございます。ちょくちょくチェックしようかと思います。

頓珍漢な他国文化理解を持ってしまうことはままあることでしょうけど、それにしても、これは。。という感じですね。

他の記事も2,3読ませていただきましたが、御指摘にもありますように、所々に滲み出る中華意識というか、思い込みというか、そこからなかなか抜け出せないようです。自分の思考の枠内からはみ出すことの難しさを痛感します。自戒を込めて。

  • 2009/04/11(土) 16:56:53 |
  • URL |
  • 日比野 #z8Ev11P6
  • [ 編集]

日比野さん

こちらこそご無沙汰しております。

勿論その国で生まれ育った人でないとその国の文化を体で理解するという事にはならないのは私自身身を持って体験している訳ですが (笑)

外国人から見れば他所の国の文化を本当には理解出来ない事は当たり前の話であるという、中国人でも欧米その他に関してはそういう見方をしているのに、何故か東アジア・東南アジアに関しては全て中華の影響下で同じであるという強烈な期待と思い込みはやはり「中華意識」と言うか、中国や台湾や華僑など中華圏の人達に共通して見られる傾向ですね。

確かにアジア諸国、特に中国と韓国とは仏教や儒教など文化の根底にある要素を共有している部分があるために、価値観・習慣面で確かに欧米よりも共有している面はあるのですが、逆に「近い面があるからこそ余計違いが気になって違和感がある」というのが中韓人と接した時にとても感じる事なのですが。

  • 2009/04/12(日) 05:46:15 |
  • URL |
  • 文太 #gJtHMeAM
  • [ 編集]

<日本人はなぜ桜を愛巣の課
ってちよっと吹きました。(笑)
そういう言い回しがあるのか・・・と思ってしまいました。
新渡戸とか同期の桜(軍歌)とか色んな情報からの考察でしょうが、周恩来のアトヅケサクサク話は不要ですよね。

はかない人生だから、仲良くしようよ・・・ってのは異論はないわけで、それは中国政府に言って欲しいです。(笑)

  • 2009/04/13(月) 09:35:31 |
  • URL |
  • bao #uP0j07LY
  • [ 編集]

baoさん

こういう誤変換をする人そういえばいましたね (笑)

どうも中国人は「武士道」と言っている割には、日本の歴史はまるで日清戦争以降しか存在しないような非常に狭い情報だけで日本を理解した積もりになっている傾向はあります。

この「周桜」の話はまるで『まんが日本昔ばなし』のようなノリですが、別な意味で非常に政治的な桜であると知ったら、このブログ主はそれはそれでショックを受けるかもしれません (笑)

世界の死刑の70%だの90%だのが中国一国内で執行されているという、あちらこそ随分と儚い人生ですね。

  • 2009/04/13(月) 12:13:41 |
  • URL |
  • 文太 #gJtHMeAM
  • [ 編集]

コメントの投稿

コメントは承認制とさせて頂いております。
エントリーと無関係のご要件はツイッターやメールフォーム、又は足跡帳にて受け付けます。

管理者にだけ表示を許可する

初めてコメントされる方へ:
ネットの匿名性による安易さから非常識な訪問者が時々あるためコメントは承認制とさせて頂いております。当サイトはリサーチや情報発信を目的とする非営利サイトであり顧客サービス業ではないため、初めてコメントされる方は以下の点をご留意頂きますようお願いします。

・エントリーを読んだ形跡がないコメントや、エントリーと無関係なコメントなど、掲載する必然性のないものは受け付けません。

発言責任の所在が不明なクレームの類いは、原則として当サイトに対応義務はありません。クレームは出す側にも発言責任が生じますので通りすがりや名無しによるクレームは受け付けません。アクティブなソーシャルメディアID (ツイッターやFacebook等) や固定サイトなど、ネット上アイデンティティをご提示下さい。

・初来コメントの多くがコメントの後にアクセスのない「通りすがりの書き捨て」でレスをする意味がないため、初來コメントへのレスは同一IPによる再度のアクセスが確認出来た方に限らせて頂きます。

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://redfox2667.blog111.fc2.com/tb.php/192-fd6092bd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

(トラックバックは記事投稿者が公開するまで表示されません。)
当ブログは非営利サイトとして著作物資料のフェアユース掲載をしている関係上、営利サイトの広告TBは承認出来ませんのでご了承下さい。

自民党と民主党の違い -外交問題が国政で取り上げられないので気づかれない-

極論すれば、 自民 - 親米 民主 - 親特定アジア 現実路線で考えると、「どちらが良いですか?」という問いになろうかと思う。 しかし、国...

  • 2009/05/05(火) 13:45:45 |
  • 1歩ずつお勉強、政治経済

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。